中国勢の価格攻勢や電気自動車(EV)市場の減速を受け、繊維・高機能素材大手は事業の選別を迫られている。東レは電池用セパレーターで減損を計上する一方、航空・宇宙向け炭素繊維を成長軸に据える。帝人はアラミド繊維と医薬品の巨額減損で過去最大の赤字に沈み、構造改革による再建を急ぐ。2社の中で世代間の「年収格差」はどうなっているのか。そこで、過去20年間の推移を10年刻みにして、5世代別の平均年収と主要100社内ランクを独自に試算した。その結果、東レはシニア、帝人は若手の社員が勝ち組となるなど、両社で異なる構図が浮き彫りになった。

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