今年2月の衆院選で中道改革連合が大敗したのは記憶に新しい。さらに2025年7月の参院選でも、自民党への逆風が吹いたにもかかわらず、リベラル勢力はその受け皿になりきれなかった。一方で、筆者らが4万3820人を対象に行った調査では、戦後革新の立場に近い層は計47.3%(リベラル26.4%、平和主義者20.9%)と最大勢力を占める。それにもかかわらず、なぜ彼らは国政選挙で勝てないのか。分析の鍵を握るのは「新自由主義右翼」という存在である。※本稿は、社会学者の橋本健二『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

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