人間の体は、驚くほど合理的に設計されている。にもかかわらず、私たちは自分の体の状態や衰えを正しく認識できていない。その小さなズレが、日常の中でリスクを積み重ね、ある日突然、命を奪うことがある。数多くの異状死と向き合ってきた法医学者が、「人はなぜ自ら危険に近づいてしまうのか」という問いに迫る。※本稿は、法医学者の高木徹也『私たちはなぜ死ぬのか 法医学者が語る「永く、よく生きるための技術」』(CEメディアハウス)の一部を抜粋・編集したものです。

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