2022年、ロシアはサイバー攻撃と地上侵攻を組み合わせた電撃的な作戦で、ウクライナを短期間で制圧できると見込んでいた。だが、その構想は開戦直後に崩れ、戦争は長期化する。圧倒的な戦力差を前提に描かれた勝算は、どこで現実と食い違ったのか。※本稿は、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉 悠『現代戦争論――ロシア・ウクライナから考える世界の行方』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

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