SNSやネット空間は、社会の「分断」を深める場として語られることが多い。だが台湾では、AIツールを使って対立する市民の意見を分析し、双方が共有できる「共通点」を見つけ出すことで、実際の法改正につなげた事例がある。ライドシェアサービス「Uber」をめぐる激しい対立を乗り越えた政策議論プラットフォーム「vTaiwan」と、フランスの「大討論会」でも活用されたAIツール「Polis」。テクノロジーは分断を乗り越える新たな合意形成の手段になり得るのか。その可能性を探る。※本稿は、樋口恭介『21世紀を動かす思想』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。

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