フォロー
樋口恭介
「大富豪の1億円寄付」と「1億人の1円寄付」の評価に差をつける方法
「1人が出した1億円」と「1億人が1円ずつ出した1億円」。同じ1億円でも、社会にとって価値が高いのはどちらなのだろうか。近年、こうした問いに新しい答えを示す仕組みが注目されている。集まった金額だけでなく、「どれだけ多くの人が支持したか」や「どれほど強く必要としているか」まで反映しようという発想だ。投票や寄付のルールを変えることで、社会の意思決定はどう変わるのか。その最前線を紹介する。※本稿は、樋口恭介『21世紀を動かす思想』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。

「AIが分断を助長する」とは限らない…「Uberの是非」めぐる大論争を解決した“台湾のAI実験”
SNSやネット空間は、社会の「分断」を深める場として語られることが多い。だが台湾では、AIツールを使って対立する市民の意見を分析し、双方が共有できる「共通点」を見つけ出すことで、実際の法改正につなげた事例がある。ライドシェアサービス「Uber」をめぐる激しい対立を乗り越えた政策議論プラットフォーム「vTaiwan」と、フランスの「大討論会」でも活用されたAIツール「Polis」。テクノロジーは分断を乗り越える新たな合意形成の手段になり得るのか。その可能性を探る。※本稿は、樋口恭介『21世紀を動かす思想』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。
