地球温暖化は本当に人間が引き起こしているのか――。その疑念を世界中に広げたのが、「データ捏造の証拠が見つかった」という衝撃的な主張だった。きっかけは、イギリスの大学から流出した1通のメール。しかし、その後の調査では不正は確認されなかったにもかかわらず、専門家への不信と陰謀論は広がり続けた。なぜ人は専門家の説明より「疑惑」を信じてしまうのか。社会学者が、科学否定論が拡散する構造を読み解く。※本稿は、社会学者の松村一志『科学否定論はなぜ人をひきつけるのか』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む「正しい陰謀論」と「間違った陰謀論」の違い
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