人気ドラマ『VIVANT』で公安監修を務めた元公安警察の勝丸円覚氏が、現役時代に遭遇した緊迫の亡命事件を明かす。ある日、勝丸氏のもとに「日本への亡命を求める男性が大使館に駆け込んだ」との連絡が入った。現地に向かうと、そこにいたのは、中東某国の公用旅券を持つ国軍大佐。故国に戻れば命を狙われる可能性がある一方、日本の警察がいつまでも身柄を保護し続けることもできない。そこで公安警察が考えたのが、大佐の身の安全を確保するための異例の策だった。政治亡命をめぐる緊迫したやり取りと、公安独自の「発想」とは。※本稿は、勝丸円覚『警視庁公安部外事課 スパイ・テロを水面下で阻止する組織の実態』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
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