池田高校を甲子園の強豪へと押し上げ、「攻めダルマ」の異名で知られた名将・蔦文也。その人物像を追っていた筆者に、次男は「父を変えたのは戦争でしょうね」と語った。蔦が生涯ほとんど口にしなかった戦争体験とは、どのようなものだったのか。そして、「死ぬのが恐しうて」と飛行機乗りになることを拒んだ蔦は、なぜ特攻隊行きを命じられることになったのか。※本稿は、スポーツライターの田中 仰『監督、神になる 池田高校 記憶の衝突』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。

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