3月に入って、国際商品市況は荒れた展開となっている。まず、世界景気の先行指標である銅の市況が急落し、目を引いた。その背景には、銅の最大消費国である中国における「影の銀行」の問題がある。換金性の高い銅はさまざまな形で「影の銀行」に絡んだ取引があり、例えば、銅輸入に際して資金をドル建てで借り入れ、人民元建ての「信託商品」や「理財商品」で運用して利鞘を稼ぐ取引が行われていたとされる。こうした取引に活用できるため、銅需要は実需以上に膨らんでいたとの見方もある。
続きを読むウクライナ情勢と中国減速懸念
生じるスタグフレーションの芽
特集
最新記事
ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025
米国は1900本、日本19本!?「アクティブETF」は次世代運用の主流となるか?【投資信託の最前線】
イノベーション的発想を磨く
お盆休みに読みたい「ビジネス力&教養力」爆上げの3冊!書評のプロが選んだオススメ本とは?
News&Analysis
夏休みにオススメ!「ホテルビュッフェ6選」【写真多数】グルメ専門家が紹介
News&Analysis
「食べ放題で元を取る人」のメニュー選びに共通する“たった1つの基準”とは?【グルメ専門家が解説】
News&Analysis
ホテルの「食べ放題・ビュッフェ」が叩き出す利益率が驚異的…客が損してるってこと?