軽減税率合意で消費税の矛盾はむしろ拡大した 野口悠紀雄: 一橋大学名誉教授 予測・分析野口悠紀雄 新しい経済秩序を求めて 2015年12月17日 5:00 会員限定 軽減税率について、自公両党の合意が成立した。だが消費税構造の合理化には手がつけられておらず、制度の矛盾はむしろ拡大した。このような問題を政治的な駆け引きだけで決めていけば、消費税制度は崩壊してしまうだろう。 続きを読む 関連記事 なぜ新聞まで!?国民不在の消費税軽減税率 森信茂樹 「消費増税延期」の旗を先に掲げた政党が選挙に勝つ 山崎 元 不毛な軽減税率批判より消費増税凍結、インボイスと歳入庁が先 高橋洋一 国民不在の意思決定過程に見る28年度税制改正の課題(上) 田中秀明 特集 最新記事 続・続朝ドライフ 「台本に涙を流すとは書いていない」のに涙した高石あかり、現場がカメラを止めなかったワケ〈ばけばけ第65回〉 ふるまいよしこ「マスコミでは読めない中国事情」 「香港市民をバカにするな!」高層マンション大火災を尻目にやりたい放題、中国政府の足元でくすぶり始めた“民意の炎” ニュースな本 日本人物理学者がアメリカの図書館で直面した困った事態「いまだ原子爆弾の国家機密を引きずっているのか…」 ニュースな本 脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクと強い関係がある「意外な数値」とは?【医師が解説】 良書発見 「メンタルがいつも安定している人」のすごい考え方・ベスト1 最新記事一覧