仮想通貨(暗号資産)は銘柄ごとに価格水準が大きく異なり、中にはビットコイン(BTC)のように基準となる1枚(1BTC)あたりの価格が数百万円にのぼる銘柄もある。
そのため、仮想通貨への投資には、ある程度まとまった資金が必要だと考える方も多いのではないだろうか。
しかし、デジタルな資産の仮想通貨は基準となる単位よりも小さな単位で取引することが可能で、例えばビットコインなら0.00000001BTCや、日本円に換算して1円相当の金額から取引できる仮想通貨取引所もある。つまり、ビットコインのように基準となる価格が高い仮想通貨でも、非常に少額から投資できるのだ。
そこで、今回は仮想通貨取引の「少額投資」にフォーカスして、そのメリット・デメリット、少額投資に向いているおすすめの仮想通貨取引所などを紹介していこう。
- 仮想通貨は少額投資が可能で、仮想通貨取引所の中には1円相当額からさまざまな仮想通貨に投資できるところもある
- 少額投資なら、思惑が外れたときの損失を小さく抑えることができる
- 損失を抑えられる一方、大きな利益を狙うことも難しいのがデメリット
- 複数の仮想通貨に投資する分散投資も、比較的容易におこなえる
- 少額投資に挑戦するならCoincheckの利用がおすすめ
仮想通貨の少額投資に向いている仮想通貨取引所については、のちほど4社を挙げて詳しく紹介するが、その中でも特におすすめは、高機能な取引ツールも使えるCoincheckだ。
口座開設は無料でできるので、まだ口座をお持ちでない方は、この機会にCoincheckの利用を検討してみてほしい。
仮想通貨/ビットコインで少額投資はできるのか
本記事執筆時点(2023年11月)のビットコイン/円は、基準となる1BTCあたりの価格が約540万円となっている。
単純にこの価格水準だけを見ると、ビットコインへの投資は資産的に現実的ではないと感じる人もいるだろう。
しかし、デジタルな通貨の仮想通貨は日本円などの法定通貨とは異なり、0.1BTCや0.01BTC……などといったように、基準となる単位よりも小さい単位で取引ができる。
そのため、仮想通貨では極めて少額の取引が可能だ。最小の取引数量(取引単位)は仮想通貨取引所によって異なるものの、多くの場合は数百円程度、中には1円相当額から取引を始めることができる。
仮想通貨/ビットコインの少額投資のメリット
仮想通貨への投資は少額でもおこなえるが、まとまった金額を投資したときと比較すると、少額投資ならではのメリット・デメリットが見えてくる。
まずは、仮想通貨に少額で投資する際の主なメリットを紹介していこう。
- 損失額を抑えられる
- さまざまなサービスや取引手法を気軽に試すことができる
- 分散投資がしやすい
損失額を抑えられる
仮想通貨は価格変動のある金融商品なので、投資したあとに予測したとおりの値動きとならずに損失が発生する可能性もあるが、少額投資なら損失額を相対的に小さく抑えることができる。
例えば、100万円分の投資で10%の損失なら損失額は10万円になるが、投資する金額が1,000円なら損失が同様に10%でも、損失額は100円で済む。
多くの方にとって10万円の損失は精神的なダメージも大きいけれど、100円の損失ならダメージは少なく、メンタルに影響を及ぼすことも少ないだろう。
さまざまなサービスや手法を気軽に試すことができる
ほとんどの仮想通貨取引所はデモトレードのサービスを提供していないため、基本的に仮想通貨取引では最初から自分の資金を使ってリアルの取引をおこなう必要がある。
実際にうまく稼げるかわからない状況で、まとまった資金を投入する必要があれば抵抗を感じるかもしれないが、少額での投資なら気軽に始めやすいだろう。
また、少額投資なら現物取引の販売所と取引所の違いを実際に取引して比べてみたり、自分で考えた取引手法を試してみたりと、実験的な取り組みにもチャレンジしやすい。もし失敗しても、取り返しのつかない損失を被ることは少ないだろう。
分散投資がしやすい
仮想通貨にはビットコインやイーサリアムなど、さまざまな銘柄があり、それぞれ銘柄ことに値動きが異なる。
こうした特徴を利用して複数の仮想通貨に分散投資することで、価格変動リスクの低減につながることが考えられる。
仮想通貨は非常に小さな単位から取引できるので、1つ1つの銘柄への投資金額を抑えることができ、まとまった資金がなくても分散投資をおこなえるのがメリットだ。
仮想通貨/ビットコインの少額投資のデメリット
一方、仮想通貨の少額投資には、次のようなデメリットもある。
- 大きく稼ぐことができない
- 無計画な取引につながる恐れがある
- 仮想通貨を出金できないことがある
大きく稼ぐことができない
少額投資には損失額を抑えられるメリットがある反面、大きな利益を稼ぐことは難しいというデメリットがある。
例えば、100万円の投資で10%の収益なら利益は10万円になるが、同じ割合の収益でも投資額が1,000円なら、利益は100円と控えめになる。
また、投資の利益は不労所得だと言われることがあるが、実際には投資に必要な情報を集めたり値動きを分析したりと、それなりに労力や時間を要とする。
そのため、利益が控えめな少額投資では、労力や時間に対して得られるリターンが少ないと感じる人も出てくるだろう。
無計画な取引につながる恐れがある
まとまった資金の運用と比べて損失額を抑えられる少額取引では、失敗と改善を何度か繰り返しながら、投資手法をブラッシュアップしていくことも可能だ。
ただ、損失額が小さく失敗しても精神的な負荷が軽いことから、少額投資を無計画に繰り返してしまう恐れがあり、実際にそのような投資家も多いと聞く。
これでは実のある経験は積めず、スキルの向上やノウハウの蓄積は見込みづらいだろう。
たとえ損失額は小さくても、毎回の取引でしっかりと戦略を練って同じ失敗を繰り返さないようにすることが、将来的に大きな利益を得る可能性を高めることへとつながっていくだろう。
仮想通貨を出金できないことがある
仮想通貨は値動きを利用した売買だけでなく、購入した仮想通貨を取引所の口座から引き出して、モノの購入やサービスの決済手段として利用することもできる。
ただし、仮想通貨取引所の中には口座から仮想通貨を出金(引き出す)際に手数料がかかるところもあり、少額の出金では手数料として支払う金額の方が上回って出金できない場合もある。
例えば、bitFlyerではイーサリアムを0.00000001 ETHから購入できるが、出金には0.005 ETHの出金手数料がかかるため、0.005 ETH以上のイーサリアムを保有していなければ手数料が足りずに出金をおこなうことができない。
値動きを利用した取引だけでなく、決済などに使用する目的で仮想通貨を取引したいと考えている方は、あらかじめ仮想通貨取引所の手数料体系を確認したうえでサービスを利用しないと、保有している仮想通貨の数量によっては出金できない事態にもなりかねないので注意が必要だ。
少額投資におすすめの取引所
ここからは、少額投資におすすめの仮想通貨取引所を4社、紹介する。
まずは、おすすめの4社で、ビットコイン、イーサリアム、リップルのメジャーな3通貨における、現物取引(販売所)の最小取引数量をまとめた。仮想通貨取引所を選ぶときに参考の1つにしてほしい。
最小取引数量 (ビットコイン) |
最小取引数量 (イーサリアム) |
最小取引数量 (リップル) |
|
---|---|---|---|
Coincheck | 0.001BTC | 0.001ETH | 1XRP |
DMM Bitcoin | 0.0001BTC | 0.001ETH | 1XRP |
bitFlyer | 0.00000001 BTC | 0.00000001ETH | 0.000001 XRP |
LINE BITMAX | 1円相当額 | 1円相当額 | 1円相当額 |
次に、おすすめの仮想通貨取引所4社の特徴を、それぞれ解説していこう。
Coincheck
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 28種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ、 SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ LINK、MKR、DAI、MATIC、IMX APE、AXS、WBTC |
イーサリアムの最小取引数量 | 現物取引(販売所):円建てで500円相当額、BTC建てで0.001 BTC相当額 現物取引(取引所):取り扱いなし |
イーサリアムの取引手数料 | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):取り扱いなし |
イーサリアムの送金手数料 | ネットワーク手数料の変動に応じて、0.005~0.16 ETH |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckは、ネット証券であるマネックス証券を中心とした、マネックスグループに属している仮想通貨取引所だ。
マネックス証券にも仮想通貨取引のサービス「マネックスビットコイン」があり、マネックスビットコインはレバレッジ取引、Coincheckは現物取引に特化することで、2つのサービスのすみ分けがなされている。
Coincheckの取り扱い通貨は28種類で、そのすべてに対して500円から投資することができる。
また、シンプルで操作性に優れる取引ツールが好評で、特にアプリ版の取引ツールはダウンロード数No.1*を獲得するほど、多くのユーザーに好まれている。*国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak
DMM Bitcoin
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・BitMatch注文) レバレッジ取引(販売所・BitMatch注文) |
取り扱う仮想通貨 | 25種類 BTC、ETH、XRP、TRX、ZPG、 LTC、BCH、XLM、ETC、OMG、 ENJ、BAT、MONA、ADA、DOT、 IOST、XTZ、XEM、QTUM、XYM AVAX、LINK、CHZ、MKR、MATIC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.0001BTC 現物取引(BitMatch注文):0.001BTC レバレッジ取引(販売所):0.001BTC レバレッジ取引(BitMatch注文):0.01BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(BitMatch注文):0.001BTCあたり37円 レバレッジ取引(販売所):無料、スプレッドあり レバレッジ取引(BitMatch注文):0.01BTCあたり36円 |
日本円の入金手数料 | クイック入金:無料 振込入金:無料(振込手数料は自己負担) |
日本円の出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
仮想通貨の出金手数料 | 無料 |
その他のサービス | ― |
公式サイト | DMM Bitcoinの公式サイト(PR) |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判・口コミ |
- レバレッジ取引の取り扱い通貨数が国内最多
- 取引ツールが高性能かつ使いやすい
- 仮想通貨の出金手数料が無料
DMM Bitcoinは現物取引とレバレッジ取引の両方のサービスを提供しているが、特にレバレッジ取引は取り扱い通貨の数が国内トップと、サービスに力を入れている。
冒頭の表にも示したとおり、最小取引数量は取引の種類と注文の形式で異なるものの、ビットコインの現物取引(販売所)なら0.0001BTCから取引できる。
本記事執筆時点(2022年8月14日)のビットコインの価格は1BTCあたり約330万円なので、0.0001BTCなら約330円の資金で取引できる計算になる。
また、DMM BitcoinはPC版とスマホアプリ版の両方で、高性能な取引ツールを使える点も魅力だ。
特に、スマホアプリは2021年11月のアップデートによって、シンプルな「STモード」と、さまざまなテクニカル指標を表示できる「EXモード」を自由に切り替えられるようになり、より多くの投資家にとって使えるツールになった。
今なら新規口座開設で2000円がもらえるキャンペーンも開催中なので、ぜひこの機会に口座開設を検討してみてほしい。
bitFlyer (ビットフライヤー)
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 17種類 BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、 MONA、LSK、XRP、BAT、XEM、 XLM、XTZ、DOT、LINK、XYM、 MATIC、MKR |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.00000001BTC 現物取引(取引所):0.001BTC レバレッジ取引(取引所):0.01 BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):約定数量×0.01~0.15% レバレッジ取引(取引所):無料 |
レバレッジ手数料 | 建玉金額×0.04%/日 |
日本円の入金手数料 | クイック入金(住信SBIネット銀行):無料 クイック入金(住信SBIネット銀行以外):330円(税込) |
日本円の出金手数料 | 出金(三井住友銀行):金額に応じて、220円または440円(税込) 出金(三井住友銀行以外):金額に応じて、550円または770円(税込) |
仮想通貨の入金手数料 | 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
仮想通貨の出金手数料 | 通貨ごとで異なる *ビットコインは送金サービスのbitWire(β)を使うと無料 |
その他のサービス | ステーキングリワードサービス(一時停止中) かんたん積立 ビットコインをもらう bitFlyerクレカ ビットコイン寄付 友達招待プログラム Tポイント交換サービス bitWire(β) |
公式サイト | bitFlyer公式サイト |
関連記事 | bitFlyerの評判・口コミ |
- ビットコインの取引高が6年連続で国内No.1※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
- すべての取り扱い通貨に1円から投資できる
- 送金サービスのbitWire(β)を使えば、ビットコインの出金手数料がかからない
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引高で6年連続の日本一*を獲得する、人気の高い仮想通貨取引所だ。* Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
現物取引(販売所)でのビットコインの最小取引数量は0.00000001BTCと非常に小さく、1BTCが330万円と仮定した場合は0.032円と、実質1円から取引できる。
また、bitFlyerはビットコインだけでなく、取り扱うすべての通貨を実質1円から投資することができるのが大きな特徴だ。
注意点としてはデメリットの項目でも触れたとおり、bitFlyerでは仮想通貨の出金時に手数料がかかるので、保有している仮想通貨の数量が手数料として徴収される数量を下回っている場合は、基本的に出金できないことだ。
しかし、ビットコインの場合は「bitWire(β)」と呼ぶ手数料無料の送金サービスを利用できるので、興味を持った方はぜひこの機会に口座開設を検討してほしい。
LINE BITMAX
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所) 信用取引 |
取り扱う仮想通貨 | 6種類 BTC、ETH、XRP、LN、LTC、BCH |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):1円相当額 信用取引:0.0001 BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 信用取引:無料、スプレッドあり |
レバレッジ手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | LINE Pay:無料 銀行口座:無料(振込手数料は自己負担) |
日本円の出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
仮想通貨の入金手数料 | 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
仮想通貨の出金手数料 | 通貨ごとで異なる |
その他のサービス | ― |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判・口コミ |
- 6種類の仮想通貨に1円から投資できる
- 取引ツールがシンプルでわかりやすい
- 家計簿アプリのマネーフォワードMEと同期できる
LINE BITMAXは、「かんたん・あんしん・やさしいを、すべての人に」をモットーに掲げている仮想通貨取引所。
そのモットーのとおり、取引ツールはシンプルでわかりやすく、取り扱う6種類すべての仮想通貨に1円から投資できるため、仮想通貨の投資を少額から始めたい方にはぴったりの仮想通貨取引所だ。
また、LINE BITMAXは、口座を家計簿アプリのマネーフォワードMEと同期させることが可能なので、資金管理の手間が軽減されるのも大きな魅力と言える。
まずは気軽に仮想通貨へ投資してみたいと考えている方は、LINE BITMAXの利用を検討してみるとよいだろう。
仮想通貨/ビットコインの少額投資でよくある質問
最後に、仮想通貨の少額投資に関する、よくある質問を3つ紹介する。
- NISA(少額投資非課税制度)を利用して、仮想通貨への少額投資をすることはできるのか?
- 少額から自動積立をすることは可能か?
- レバレッジ取引でも小額投資はできるのか?
NISAを使って、仮想通貨への少額投資をすることはできるのか?
NISA(少額投資非課税制度)とは、毎年一定額の範囲内で購入した金融商品の利益が非課税になる制度のこと。ただし、NISAの対象となる金融商品は、株式、投資信託、ETFなどに限られている。
そのため、金額の大小にかかわらず、仮想通貨への投資はNISAの対象とはならない。
少額から仮想通貨の自動積立をすることは可能か?
仮想通貨取引所の中には一定のタイミングで仮想通貨を自動購入してくれ、積み立て運用ができる自動積立サービスを提供しているところがある。自動積み立ての最小購入数量は仮想通貨取引所によって異なるが、多くの仮想通貨取引所で少額から積み立てられるようになっている。
例えば、bitFlyerの自動積立サービス「かんたん積立」なら、現物取引と同じ1円からの積み立てが可能だ。
レバレッジ取引でも小額投資はできるのか?
レバレッジ取引でも、多くの仮想通貨取引所で基準となる単位より小さな数量で取引できるが、現物取引よりもレバレッジ取引の方が、最小取引数量が大きく設定されている場合が多い。
例えば、DMM Bitcoinではレバレッジ取引におけるビットコインの最小取引数量は0.01BTCと、現物取引における最小取引数量の0.0001BTCより大きく設定されている。
ビットコインの価格が1BTC=330万円だった場合、現物取引の最小取引数量となる0.0001BTCは330円だが、レバレッジ取引の最小取引数量となる0.01BTCは3万3,000円になる。
レバレッジ取引は2倍のレバレッジをかけて取引できるため、3万3,000円分の取引は1万6,500円の資金でおこなうことができるが、それでもDMM Bitcoinの場合ではレバレッジ取引は現物取引の50倍の資金が最低でも必要になるという点は、覚えておく必要があるだろう。
仮想通貨/ビットコインの少額投資のまとめ
今回は、仮想通貨の少額投資について、メリット・デメリット、少額投資に向いているおすすめの仮想通貨取引所などを紹介した。
- 仮想通貨は基準となる単位よりも小さな数量から取引できるため、少額での投資が可能
- 少額で取引できるため、複数の仮想通貨に分散投資することも比較的容易
- 少額投資なら損失金額を抑えられるので、さまざまな仮想通貨への投資や実験的な取引がしやすい
- 損失額は抑えられるがリターンも控えめ、大きなリターンを狙うなら投資金を増やす必要がある
仮想通貨も株式やFX取引などと同で一朝一夕に稼げるものではなく、コンスタントに稼げるようになるためには、ある程度の技術や経験が必要になる。
そのため、特に仮想通貨投資の初心者は、経験を積むために少額の取引から始めて、コンスタントに稼げるようになったら徐々に投資する資金を増やしていくようなやり方がよいだろう。
今回、おすすめの仮想通貨取引所として4社を取り上げたが、その中でもイチオシはCoincheckだ。
どの仮想通貨取引所も少額投資に向いているという点では甲乙つけがたいが、Coincheckはスマホアプリの操作性が高く初心者の方でも気軽に仮想通貨取引ができる。
気になる方はぜひこの機会にCoincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。