明光義塾とは?

 明光義塾は、個別指導の伝統・教室数・生徒数でNo.1(※1)の個別指導塾です。授業は、通常授業、定期テスト対策授業(中間・期末)、期別講習(春期・夏期・冬期)の3つの授業を組み合わせて受講するシステムをとっています。定期テスト前や期別講習では、「増加授業」という形で、受講したい分だけ追加受講することが可能です(料金は後述)。

 授業では、「MEIKO式コーチング」という教育方法を取り入れており、学んだ知識を定着させる振り返り授業に重点を置いています。また、「学び発見!振り返りノート」という明光義塾独自のノートを活用しているのも特徴で、わかったことを自分の言葉で記録することで、理解を深めたり表現力を身につけたりすることを狙っています。

 カリキュラムは、完全にオーダーメイドになっています。入塾時のカウンセリングにて、学習の目標を設定し、カリキュラムや使用するテキストを決めることになります。

 小学生の中学受験から高校生の大学受験まで、幅広い学習に対応しており、志望校の出題傾向に合わせた学習をすることができます。また、2ヶ月に1回程度の面談を通して、学習状況を確認したり、カリキュラムを組み直したりして、志望校合格などの目標に向けた対策を講じていくシステムになっています。

「個別指導塾」の明光義塾ですが、教室の状況によってマンツーマン指導の場合もあれば、最大で講師1名に対して生徒3人で学習することもあります。これは個別指導塾全般に言えることですが、学習は一人ひとりのブースで行う一方で、学習スペース自体はオープンなため、周りの声が気になって集中できないこともあるかもしれません。

 明光義塾はFC(フランチャイズ)を展開している塾ブランドになりますので、教室ごとに雰囲気が違う場合があります。Webに掲載されている口コミだけでは参考にならないケースもありますので、近くの教室に実際に話を聞きに行ってみるのがおすすめです。

※1(株)日本能率協会総合研究所2022年10月調べ

明光義塾の料金一覧

 明光義塾の料金は、学年と通塾回数によって料金が決まるシステムです。授業は、月4回制で、1回90分(小1から小4は45分授業もある)になっています。科目や講師によっての料金変動はないため、通塾にかかる費用の見通しを立てやすくなっています。

 しかし、フランチャイズで運営されている教室と直営で運営されている教室では料金が異なる可能性もありますので、正確な料金を知りたい方は資料請求をおすすめします。

 明光義塾で「入塾する時にかかる費用」と「毎月かかる費用」は以下の通りになっています。

<入塾時にかかる費用>

項目 費用 注意事項
入会金 11,000円 キャンペーン利用で無料になることがある
入会月分の月謝 入会月の月謝は、回数割で算出する
諸経費 3,190円
教材費・テスト代 学年や時期によって料金が異なる

<毎月かかる費用>

項目 費用 注意事項
諸経費 3,190円
個別指導月謝 通塾回数と学年により決定(詳細は後述)
追加受講費 小学生 6,600円
中学生 2,200円
高校生 11,000円〜
「明光みらい英語」(小学生)
「理科・社会 フォレスタ映像学習」(中学生)
「MEIKO MUSE(映像授業)」(高校生)
テスト代 3,025円〜 学年や時期によって料金が異なる

 

※2023年3月時点の明光義塾の塾資料を基に作成

<追加受講について>

 小学生を対象とした「明光みらい英語」は、週1回45分のタブレット学習です。フォニックスというメソッドを取り入れており、明光義塾オリジナルの英語学習プログラムの授業になっています。フォニックスを学ぶことで「発音記号がなくても英単語が読める」「10文で自己紹介ができるようになる」「英語らしい発音が身につく」「中学校教科書の約70%が読める」という効果が期待できます。

 中学生を対象にした「理科・社会 フォレスタ映像授業」は、定期テストに向けた理科と社会の学習サポートです。「フォレスタ」という教材に準拠しており、定期テストでよく出題される問題が反映された内容になっています。「フォレスタ」には赤シートが付属しているため、重要語句の暗記がしやすい教材です。また、映像授業はお笑いタレントを起用した授業で、楽しく学ぶことができます。

 高校生を対象にした「MEIKO MUSE」は、2023年度の高1・高2の新学習指導要領に対応した映像授業です。全学年・全教科に対応しており、個別指導と組み合わせて受講することで苦手科目や単元の理解度アップや得意科目のワンアンクアップを目指すことができます。教室長が一人ひとりの目標や学力に合わせた最適な学習プランを作成してくれるので、豊富なラインナップの中から自分に必要な授業を受けることができます。

 その他にも、全学年を対象とした「QUREOプログラミング教室」(9,900円)という講座もあります。2024年度から大学入試共通テストでプログラミングが科目化されることに伴い、テストへの対応を視野に入れたプログラミング学習をすることができます。

 サイバーエージェントグループが開発した教材を用い、本物のゲームさながらのデザインで楽しく学ぶことができます。ブロックを組み合わせてプログラムを組むことができる「ビジュアルプログラミング」を採用しているため、小学生でも感覚的に操作・プログラムができるのが魅力です。

明光義塾の小学生の料金

 明光義塾の小学生の料金は、次の表の通りです。小1〜小4の45分授業は、単純に受講回数が増えるごとに料金が加算されていきますが、それ以外の料金は、受講回数が増えるごとに割安になっていくという特徴があります。

受講回数

小1〜小4

(45分)

小1〜小4

(90分)

小5 小6
週1回 6,600円 11,000円 12,100円 13,200円
週2回 13,200円 20,900円 22,000円 24,200円
週3回 19,800円 29,700円 30,800円 34,100円
週4回 26,400円 38,500円 39,600円 44,000円
週5回 33,000円 47,300円 48,400円 53,900円
増加授業1回の費用 1,650円 2,750円 3,025円 3,300円

※2023年3月時点の明光義塾の塾資料を基に作成

明光義塾の中学生の料金

 明光義塾の中学生の料金は、次の表の通りです。

受講回数 中1・中2 中3
週1回 15,400円 16,500円
週2回 28,600円 30,800円
週3回 39,600円 42,900円
週4回 50,600円 55,000円
週5回 61,600円 67,100円
増加授業1回の費用 3,850円 4,125円

※2023年3月時点の明光義塾の塾資料を基に作成

明光義塾の高校生の料金

 明光義塾の高校生の料金は、次の表の通りです。

受講回数 高1 高2 高3・既卒生
週1回 16,500円 17,600円 18,700円
週2回 30,800円 33,000円 35,200円
週3回 44,000円 47,300円 50,600円
週4回 57,200円 61,600円 66,000円
週5回 70,400円 75,900円 81,400円
増加授業1回の費用 4,125円 4,400円 4,675円

※2023年3月時点の明光義塾の塾資料を基に作成

明光義塾の講習料金一覧

授業料の画像
出典: pixta

 明光義塾の期別講習(春期講習・夏期講習・冬期講習などのこと)料金は、次の表のように、塾生と講習生で異なります。

 

小1〜小4

(45分)

小1〜小4

(90分)

小5 小6 中1・中2 中3 高1 高2 高3・既卒生
塾生 1,650円 2,750円 3,025円 3,300円 3,850円 4,125円 4,125円 4,400円 4,675円
講習生 2,650円 3,750円 4,025円 4,300円 4,850円 5,125円 5,125円 5,400円 5,675円

※2023年3月時点の明光義塾の塾資料を基に作成

 表のように、塾生の場合は、「増加授業の費用×受講回数」が講習費用になります。つまり、小学6年生で10回の受講をした場合は「3,300円×10回」で33,000円かかる計算になります。

 講習生の場合は、増加授業の費用に1,000円加算された費用がかかります。つまり、小学6年生で10回の受講をした場合は「4,300円×10回」で43,000円かかる計算になります。

 そのため、以下の例のような場合は、講習生として受講するよりも一時的に塾生になった方が、受講費用がお得になります。

【例1 通常料金で15回以上講習を受ける場合(料金は中学3年生の例)】

  • 塾生が15回講習を受けた場合:4,125円×15回=61,875円
  • 講習生が15回講習を受けた場合:5,125円×15回=76875円

 塾生と講習生の講習費用の差額(15,000円)が、入会金と諸経費を合わせた金額(14,190円)を上回るため、塾生になった方がお得になります。

【例2 入会金無料キャンペーンを利用した場合(料金は中学3年生の例)】

  • 塾生が4回講習を受けた場合:4,125円×4回=16,500円
  • 講習生が4回講習を受けた場合:5,125円×4回=20,500円

 塾生と講習生の講習費用の差額(4,000円)が、諸経費(3,190円)を上回るため、塾生になった方がお得になります。

 明光義塾では、新年度や講習前などに「入会金無料キャンペーン」を実施していることがあるため、うまくキャンペーンを利用することで講習費用を抑えることができます。