スタディサプリとは?

スタディサプリの公式サイト
出典: スタディサプリの公式サイト

 スタディサプリ(旧受験サプリ)は、株式会社リクルートが運営するオンライン学習サービスです。スマートフォンやタブレットがあれば、低価格で高品質の学習コンテンツを視聴することができるため、受験生を中心とした多くの人に活用されています。個人で会員登録する場合もありますが、高校や学習塾単位で契約することもあり、学校の先生や塾の先生から見ても魅力的なサービスであることがうかがえます。

 スタディサプリのプランは、小学生向けの「小学講座」、中学生向けの「中学講座」、高校生向けの「高校講座」、高校生と大学受験生向けの「大学受験講座」、社会人向けの「スタディサプリENGLISH」が用意されています。どの講座にも共通しているのはすべての授業が見放題ということ。特に小学講座から高校講座は、ずっと定額で小学講座から高校講座の授業を受けることができます。つまり、小学生でも中学校の学習を先取りすることができますし、高校生でも中学校の学習内容に戻って学び直すことができるということです。

スタディサプリの料金体系

 スタディサプリの料金体系は、月額料金(一括払いもある)とテキスト代を支払うシステムになっています。スタディサプリでは、小学講座から大学受験講座まで、月額2,178円を支払うことですべての映像授業を視聴することができます。入会費や初期費用、管理費等の費用は一切かかりません。映像授業を受講した場合、追加オプションとして1冊1,320円で授業テキストを購入することが可能になります。

 中学講座には「個別指導コース」、高校講座と大学受験講座には「合格特訓コース」、ENGLISHはコースによって「パーソナルコーチプラン」と「英会話セットプラン」というアップグレードコースが用意されており、これらも月額制になっています。アップグレードコースでは、映像授業の他に、コーチングや学習サポート等がセットになっています。どのコースも、入会金や初期費用などが一切かかりません。

スタディサプリ小学講座の料金

スタディサプリ小学講座
出典: スタディサプリ小学講座のHP

 スタディサプリ小学講座では、小学1年生から3年生までを対象とした講座と、4年生以降から「基礎レベル講座」と中学受験に対応した「応用レベル講座」が用意されています。いずれの講座を受講する場合も、料金の変動がありません。そのため、中学受験に向けて先取り学習をしたり、苦手な分野の戻り学習をしたりすることも可能です。小学6年生向けには、中学準備として英語の映像授業もあります。

 また、学習を進めるともらえるコインを使ってモンスターをゲットしたり、育てたりする「サプモン」というコンテンツもあり、子どもが自主的に楽しく勉強ができそうな印象も持ちました。

料金

12ヶ月一括払い:21,780円(税込)
(月あたり1,815円)

 

毎月払い:2,178円(税込)
(年間26,136円)

利用できるサービス

・約4万本の映像授業

(国語・算数・理科・社会の基礎レベル・応用レベル、高3までのすべての映像授業)
・授業テキスト(PDFのダウンロードは無料、テキストは1冊1,320円で購入可能※1)
・まなレポ(保護者向けの学習進捗管理画面)
・サプモン(勉強すると遊べるゲーム感覚のサービス)

小1から小3

の内容

・教科書に準拠したドリル中心の教材構成
・小1と小2は、国語と算数の1回約5分のドリル
・小3は、理科と社会の学習もできる
・小1から小3の講座にはテキストが付かない

小4から小6

の内容

基礎レベル講座
・教科書に準拠した映像授業
・国語・算数・理科・社会の4教科の映像授業が見放題
・各単元のポイントが、1コマ約15分で解説されている

 

応用レベル講座
・中学受験に向けて必要な思考力や問題演習力を身につけることができる

スタディサプリ小学講座HPを参考に作成
※1 授業テキストは、講座ごとに内容が1冊にまとまっていて、1冊から購入することができます。例えば、小学4年生の国語(基礎レベル)という講座は、映像授業数が24あるため、この24の講義内容がテキスト1冊にまとまっているということです。

スタディサプリ中学講座の料金

スタディサプリ中学講座
出典: スタディサプリ中学講座のHP

 スタディサプリ中学講座は、「ベーシックコース」と「個別指導コース」の2種類があります。ベーシックコースは12ヶ月一括払いと毎月払いの支払い方法があり、個別指導コースは毎月払いにのみ対応しています。

ベーシックコース

 ベーシックコースは、小1から高3までの学習内容を低料金で学ぶことができるので、できるだけ費用を抑えて勉強をしたい生徒におすすめです。中学校の実技教科も含めた9教科に関しては、通っている学校や利用している教科書を登録することで、その教科書に準拠した講座を学習することができます。

 ベーシックコースでは、ミッション機能という学習サポート機能がついています。ミッション機能で学習したい教科と学校の授業の進捗を設定すると、週ごとに取り組むべき講座や復習問題を示してくれるので、迷わずに学習を進めることができます。もちろん、ミッションで提案されていない講座にも取り組めますので、自分のペースで先取り学習もしていくことが可能です。

 また、連続学習日数や総学習時間、日毎の学習時間がホームで見られるようになっており、モチベーションの維持ができそうな印象を持ちました。さらに、登録した教科書に準拠した定期テスト対策講座や登録した県の高校受験講座も受けられるため、授業の予習からテスト対策、受験対策まで幅広く利用できそうです。

 通信教育よりも安価に授業を受けることができるため、通信教育を検討している場合はスタディサプリも検討してみるとよいでしょう。

料金

12ヶ月一括払い:21,780円(税込)
(月あたり1,815円)

 

毎月払い:2,178円(税込)
(年間26,136円)

利用できるサービス

・約4万本の映像授業(小1から高3までのすべての映像授業)
・授業テキスト

(PDFのダウンロードは無料、テキストは1冊1,320円で購入可能)
・厳選予想問題・徹底暗記マスター(定期テスト対策)
・学習サポート(ミッション機能)
・保護者メール(学習状況の見守り)
・サプモン(勉強すると遊べるゲーム感覚のサービス)

中学講座の内容

・教科書に対応した基礎講座
・受験に対応した応用講座
・春休み、夏休み、冬休み用の期間限定講座
・教科書の基礎レベル(Level1)、教科書の応用レベル(Level2)、

 高校入試(Level3)の3つのレベル別授業
・1万問以上の演習問題が用意されている
・厳選した講師による映像授業が見放題
・定期テストで出題される分野を中心に学べる

スタディサプリ中学講座HPを参考に作成

個別指導コース

 個別指導コースは、ベーシックコースにプラスして受講することができるコースです。映像授業が見放題なことに加えて、個別指導コース専用のテストや勉強のスケジュール管理、テキスト教材、担当コーチ、科目サポーターなどがついています。

 担当コーチによるコーチングサービスでは、通常期は英語と数学の2教科(必要があればその他の科目も可)してもらうことが可能です。勉強が可能な曜日と時間や教科書の進度、定期テストの日程に関するアンケートに回答すると、一人ひとりに合わせたスケジュールの提案と管理をしてもらえます。ベーシックコースのミッション機能よりも個人に最適化されたスケジュールの中で、無理なく安心感をもって学習が進められそうです。

 科目サポーターによる質問対応は1日3回・毎月計15回までで、対応時間が18時から23時までと限定されていますが、Zoomを使ってリアルタイムの指導を受けることができます。解説を読んでも理解できているか自信がない時などにリアルタイムで質問ができるのは、個別指導塾のような安心感があり、スタディサプリのような通信教材への不安をお持ちの方にとっては安心材料になるのではないでしょうか。

 なお、個別指導コースは、中高一貫校を除く公立中学校の生徒を対象としたコースになっており、中高一貫校・国立中学校・私立中学校の生徒は対象外になっている点に注意してください。

料金 毎月払い:10,780円(税込)
(年間129,360円)
利用できるサービス ・ベーシックコースで利用できるサービス
・理解度チェックテスト(テキスト冊子)
・定期テスト直前対策問題集(テキスト冊子)
・現役大学生コーチによる個別指導、スケジュール作成
・科目サポーターによるリアルタイム指導

スタディサプリ中学講座HPを参考に作成

スタディサプリ大学受験・高校講座の料金

スタディサプリ高校講座
出典: スタディサプリ高校講座のHP

 スタディサプリ高校講座スタディサプリ大学受験講座には、「ベーシックコース」と「合格特訓コース」の2種類があります。高校講座は、主に学校の授業の補習や定期テスト対策に活用することができます。予備校や塾で「カリスマ教師」と評判の講師が授業を担当しているので、生徒の満足度も高いようです。

 また、講座のレベルが以下の4段階に分かれているという特徴もあります。

  • ベーシックレベル(基礎理解)
  • スタンダードレベル(国公立、私立大学向け)
  • ハイレベル(難関国公立、難関私立大学向け)
  • トップレベル(最難関国公立、最難関私立大学向け)

 そのため、自分のレベルに合った難易度の講座を選べます。定期テストの範囲を集中的に学習できる映像授業も豊富にあるため、定期テストで高得点を取るための教材としても活用することができます。

 大学受験講座は、主に共通テストや二次試験の得点力アップを目標にした講座です。志望校向け学習プランがあり、大学の過去問などを題材として志望校別の対策ができるようになっています。共通テスト対策では、共通テスト独自の形式に対応した授業を受けたり、リスニング対策もできたりする講座になっています。

 高校講座も大学受験講座も、6教科19科目4万本の授業が見放題になっています。

ベーシックコース

 ベーシックコースは、費用を抑えて勉強したい生徒や自分のペースで学習したい生徒におすすめです。毎月払いでも、年間約2万6千円しかかからないので、塾や予備校に比べると断然お得です。中学講座も受講できるので、基礎から学び直したい生徒も自分のペースで学習することができますし、志望校別対策も自分のタイミングで始められるため、独学では難しい難関大学の対策も早期に始めることができます。

 また、在学校・出身校や志望校、対策したい科目とその学習状況、模試の偏差値を入力すると、「年間学習プラン」として月ごとにスケジュールを示してくれます。4万本もの講座があるため、どの講座を受ければ良いのか不安になる方もいると思いますが、この機能を利用することで迷わずに学習を進めることができそうです。

料金

12ヶ月一括払い:21,780円(税込)
(月あたり1,815円)

 

毎月払い:2,178円(税込)
(年間26,136円)

利用できるサービス

・約4万本の映像授業(小1から高3までのすべての映像授業)
・授業テキスト

(PDFのダウンロードは無料、テキストは1冊1,320円で購入可能)
・志望校向け学習プラン

高校講座

・大学受験講座の内容

・中学講座で学び直しができる
・英検®︎対策講座(高校講座)
・公務員対策講座(高校講座)
・簿記対策講座(高校講座)

スタディサプリ高校講座HPを参考に作成

合格特訓コース

 合格特訓コースは、ベーシックコースにプラスして受講することができ、一般選抜に対応した入試サポートが受けられるコースです。志望校のタイプに合わせて、現役難関大学生・大学院生が担当コーチとして毎週の学習ペースの管理や学習アドバイスをしてくれるので、スケジュール管理やモチベーション維持が苦手な生徒におすすめです。また、模試結果の聞き取りとアドバイスにも対応しているため、模試を受けたままにせず、その後の学習や次の模試に生かせるのも魅力的なポイントと言えるでしょう。

 また、科目サポーターから月に10問、科目(英語・数学・物理・化学・生物の5科目)に関する質問に対応してもらえます。当日22時までに質問をした場合、原則当日中に一次返答をもらえるので、勉強のつまずきをすぐに解決することができます。添削が必要な英作文や論文は対象外ですが、解答・解説のある問題であれば対応しており、「解説を読み込んでもイマイチ理解できていない」というような時に利用すると、疑問をそのままにすることがなくなるため良さそうです。

 なお、一般選抜で国公立大学や最難関・難関私立大学を目指すコースのため、総合型選抜や学校推薦型選抜には対応していません。

料金 毎月払い:10,780円(税込)
(年間129,360円)
利用できるサービス ・ベーシックコースで利用できるサービス
・現役難関大学生のコーチング ※1
・志望校向け学習プラン(講師監修・担当コーチによる個別調整あり)
・毎月の学習ガイダンス講座
・まるわかりBOOK
・学生証ノベルティ&レター
・レベルアップシート

スタディサプリ高校講座HPを参考に作成
※1 コーチングの内容は、 年間学習プランのカスタマイズ・毎週の学習ペース管理・毎月の学習の振り返りと翌月の目標立て・模試結果のチェックとアドバイス等です。チャットによるやりとりをするのですが、担当のコーチによって返信のスピードに差があったり、アドバイスの内容に違いがあったりします。コーチとのチャットの内容は、スタディサプリのサポート事務局がチェックしているので、安心してチャットを利用することができます。もし担当コーチの対応が不十分だと感じたら、サポート事務局に相談してみましょう。

スタディサプリEnglishの料金

 スタディサプリEnglishには、「新日常英会話コース」「TOEIC®︎ L&R TEST対策コース」「ビジネス英語コース」の3つのコースがあり、目的に応じて使い分けることができます。いずれのコースも2つのプランが用意されており、月額2,178円から受講することができます。入会金や管理費等は一切かからないため、わかりやすい料金体系になっています。

新日常英会話コース

 新日常英会話コースでは、ニューヨークを舞台にしたドラマ仕立てのレッスンと、1回2〜3分程度の講義動画を視聴することができます。海外旅行やおもてなし英語など、生活場面において必要な英語力を身につけることができるため、英語でのコミュニケーション力を高めたい方におすすめのコースです。中学から高校レベルまでの基礎的な英語を学べる基礎講座もあり、英文法・英単語・リスニング・発話の基礎を学ぶことができるため、英語が苦手な方や初心者の方も安心して始めることができます。

ベーシックプラン

 ベーシックプランは、アプリ学習で日常の英会話に必要なフレーズを学んだり、リスニング能力を向上させるためのディクテーションをしたりすることができるプランです。音声認識技術を用いて、AIが発話内容を評価してくれるため、スピーキング能力の向上にも役立ちます。料金体系は、「毎月払い」「6ヶ月パック」「12ヶ月パック」の3つが用意されており、12ヶ月パックが一番お得になっています。

料金

毎月払い:2,178円(税込)
(年間26,136円)


6ヶ月パック(一括払い):11,748円(税込)
(月あたり1,958円)

 

12ヶ月パック(一括払い):20,856円(税込)
(月あたり1,738円)

ベーシックプラン

の内容

・映像授業
・会話理解クイズ
・単元・イディオムチェック
・ディクテーション
・会話文チェック
・キーフレーズチェック
・リード&ルックアップ
・瞬間発話プラクティス
・重要表現チェック

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

オンライン英会話セットプラン

 オンライン英会話セットプランは、その名の通りベーシックプランとオンライン英会話がセットになったプランです。スタディサプリENGLISHのアプリによる自学自習と、オンライン英会話スクールである「NativeCamp.」を利用してオンライン英会話ができるようになっていて、アプリで学んだことをオンライン英会話で実践することができます。

 NativeCamp.のオンライン英会話では、回数無制限の「今すぐレッスン」と月に4回までの「予約レッスン」を利用することができます。

「今すぐレッスン」は、予約不要で24時間365日(メンテナンス時等を除く)英会話をすることができます。利用は「待機中」になっている講師をタップするだけ。1回5分から25分まで、自分の空き時間に応じてレッスン時間も設定できるので、スキマ時間に利用しやすくなっています。また、「1レッスンだけでは物足りない」という方にも、料金を気にせず利用できるのがメリットです。

「予約レッスン」は、月に4回、希望の講師と約25分のオンライン英会話をすることができます。予約レッスンでしかオンライン英会話ができない講師もいるので、相性のよい講師を見つけて、効果的な学習ができるようにしましょう。

 料金体系は、「毎月払い」と「6ヶ月パック」の2つが用意されており、6ヶ月パックの方がお得になっています。

料金

毎月払い:6,028円(税込)
(6ヶ月で36,168円)

 

6ヶ月パック(一括払い):32,868円(税込)
(月あたり5,478円)

オンライン英会話

セットプランの内容

・ベーシックプランの内容
・回数無制限のオンライン英会話学習
・月4回のオンライン英会話予約レッスン

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

TOEIC®︎ L&R TEST対策コース

 TOEIC®︎ L&R TEST対策コースは、TOEICのスコアアップを目指すコースです。約580本の映像授業とパート別の演習問題、TOEIC® L&R TEST20回分相当の問題演習などが1つのアプリにまとまっています。

 映像授業の講師は、「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者であるカリスマ講師・関正生先生で、ユーザー満足度も高くなっています。

ベーシックプラン

 ベーシックプランは、TOEIC®︎ L&R TESTに向けた映像授業の視聴と問題演習ができるプランです。問題を解いたら、AIによるランク判定が行われ、出題を最適化してくれるため、効率よく学習することができます。料金体系は、「毎月払い」「6ヶ月パック」「12ヶ月パック」の3つが用意されており、12ヶ月パックが一番お得になっています。

料金

毎月払い:3,278円(税込)
(年間39,336円)

 

6ヶ月パック(一括払い):18,348円(税込)
(月あたり3,058円)

 

12ヶ月パック(一括払い):32,736円(税込)
(月あたり2,728円)

ベーシックプラン

の内容

・世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業
・ディクテーション
・シャドーイング
・レベル別英単語クイズ
・修了チェック
・復習トレーニング
・TOEIC® L&R TEST20回分相当の問題演習
・AIを使ったランク判定
・アダプティブ講座(中・上級者向けの講座)

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

パーソナルコーチプラン

 パーソナルコーチプランは、担当コーチが目標達成に向けてサポートしてくれるプランです。現在のTOEIC® L&R TESTスコア等に応じて、学習全体のロードマップを作成してもらえるので、どのくらいのペースで何をすればいいのかが明確になり、学習がしやすくなります。毎週チャットで担当コーチから課題が届くだけではなく、どのように取り組めばいいかアドバイスももらえるので、効率よく学習を進めることができます。

 料金体系は、「3ヶ月プログラム」と「6ヶ月プログラム」の2つが用意されており、6ヶ月プログラムの方が割安になっています。

料金

3ヶ月プログラム(一括払い):74,800円(税込)
(12回分割で月あたり6,234円)

 

6ヶ月プログラム(一括払い):107,800円(税込)
(12回分割で月あたり8,984円)

パーソナルコーチ

プランの内容

・ベーシックプランの内容
・全体学習プラン
・担当コーチからの週課題の配信、アドバイス
・チャットによる担当コーチへの報告、質問、相談
・担当コーチとの電話面談
・講義テキスト4冊
・実戦問題集4冊

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

ビジネス英語コース

 ビジネス英語コースは、ビジネス英語を身につけたい方におすすめのコースです。会議、プレゼンテーションなどのビジネスシーンを再現したドラマ式のレッスンで、実際のシーンで活用できるフレーズについて学ぶことができます。レッスンはレベル別に設計されているので、ビジネス英語初心者の方でも始めやすくなっています。

ベーシックプラン

 ベーシックプランは、自学自習アプリで、インプットとアウトプットのトレーニングを繰り返し行えるプランです。1回2分の映像授業や1回3分のトレーニングなど、スキマ時間を利用して学習することができるため、忙しいビジネスパーソンでも無理なく学習することができるようになっています。

 料金体系は、「毎月払い」「6ヶ月パック」「12ヶ月パック」の3つが用意されており、12ヶ月パックが一番お得になっています。

料金

毎月払い:3,278円(税込)
(年間39,336円)

 

6ヶ月パック(一括払い):18,348円(税込)
(月あたり3,058円)

 

12ヶ月パック(一括払い):32,736円(税込)
(月あたり2,728円)

ベーシックプラン

の内容

・映像授業
・会話理解クイズ
・単語イディオムチェック
・ディクテーション
・会話文チェック
・シャドーイング
・キーフレーズチェック
・リード&ルックアップ
・瞬間発話プラクティス
・重要表現チェック
・学習支援機能

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

オンライン英会話セットプラン

 オンライン英会話セットプランは、ベーシックプランにオンライン英会話がセットになったプランです。新日常英会話コースと同様に、スタディサプリENGLISHのアプリによる自学自習と、NativeCamp.でオンライン英会話ができるシステムになっています。オンライン英会話は、24時間365日、回数無制限(予約レッスンは月4回まで)で利用することができます。

 料金体系は、「毎月払い」と「6ヶ月パック」の2つが用意されており、6ヶ月パックの方がお得になっています。

料金

毎月払い:7,128円(税込)
(6ヶ月で42,768円)

 

6ヶ月パック(一括払い):39,468円(税込)
(月あたり6,578円)

オンライン英会話

セットプランの内容

・ベーシックプランの内容
・オンライン英会話
・オリジナル英会話教材
・Weekly教材、Daily教材、シチュエーション教材

スタディサプリENGLISH HPを参考に作成

その他の通信教材との料金比較

 スタディサプリは、映像授業とアプリ学習が中心のオンライン学習サービスです。同じように、幼児から大学受験生を対象にした学習や、大学生・社会人向けの英語オンライン講座を展開しているのが、通信教育サービスとして有名なZ会です。また、幼児から高校生向けの講座を配信しているのがベネッセグループの進研ゼミ。この3社の料金を比較してみます。

Z会との比較

Z会の公式サイト
出典: Z会の公式サイト

 Z会との比較では、スタディサプリと共通している学年・年代を抜粋し、小学生向けの講座から、社会人・大学生向けの英語オンライン講座を比較しています。

 Z会では、入会金はかかりませんが、Z会専用タブレットを購入したり、「専科」という講座を追加受講したりすることで、追加費用が発生する場合があります。また、受講する講座によっても料金が異なることがあるため、詳細はZ会の公式ホームページでご確認ください。なお、以下に表示してある料金は、料金を比較しやすいように、一括払いの料金を月割りして表示している場合があります。

対象

スタディサプリ

(一例/12ヶ月一括払い)

Z会

(一例/12ヶ月一括払い)

小学生

<小学講座>
1〜6年生:1,815円 / 月

<中学受験対策>
4〜6年生:1,815円 / 月

<小学生コース>
1年生:4,420円 / 月~
2年生:4,760円 / 月~
3年生5教科セット:6,500円 / 月〜
3年生1教科:1,530円 / 月〜
4年生5教科セット:7,350円 / 月〜
4年生1教科:1,700円 / 月〜
5年生5教科セット:8,345円 / 月~
5年生1教科:1,955円 / 月~
6年生5教科セット:9,195円 / 月~
6年生1教科:2,125円 / 月~

 

<小学生タブレットコース>
1年生:3,315円 / 月
2年生:3,910円 / 月
3年生:4,760円 / 月
4年生:5,355円 / 月
5年生:6,205円 / 月
6年生:6,800円 / 月

 

<中学受験コース(3〜6年生)>
3年生トータル指導プラン4教科:14,960円 / 月
3年生トータル指導プラン1教科:3,740円 / 月
4年生トータル指導プラン4教科:16,320円 /月
4年生トータル指導プラン1教科:4,080円 / 月
5年生トータル指導プラン4教科:19,720円 / 月
5年生トータル指導プラン1教科:4,930円 / 月
6年生トータル指導プラン4教科:20,400円 / 月
6年生トータル指導プラン1教科:5,100円 / 月

対象

スタディサプリ

(一例/12ヶ月一括払い)

Z会

(一例/12ヶ月一括払い)

中学生

<ベーシックコース>
中1〜中3:1,815円 / 月

 

<個別指導コース>
中1〜中3:10,780円 / 月

<中学生タブレットコース>
中1生セット受講:8,115円 / 月
中2生セット受講:8,965円 / 月
中3生セット受講:11,430円 / 月
中1生単科受講:2,023円 / 月
中2生単科受講:2,193円 / 月
中3生単科受講:2,686円 / 月

 

<中高一貫コース>
中1生セット受講:8,265円 / 月
中2生セット受講:8,649円 / 月
中3生セット受講:8,649円 / 月
中1生単科受講:3,255円 / 月
中2生単科受講:3,383円 / 月
中3生単科受講:3,383円 / 月

対象

スタディサプリ

(一例/12ヶ月一括払い)

Z会

(一例/12ヶ月一括払い)

高校生
高卒生

<ベーシックコース>
高1〜高3:1,815円 / 月

 

<合格特訓コース>
高1〜高3:10,780円 / 月

<高校生タブレットコース>
高1生英・数・国:9,950円 / 月
高1生1教科:3,650円 / 月
高1生歴史総合:2,800円 / 月
高2生英・数・国:9,950円 / 月
高2生1教科:3,650円 / 月
高2生歴史総合/物理/化学/生物

/日本史/世界史/地理:2,800円 / 月

 

<高校生テキストコース>
高1生英・数・国:13,250円 / 月
高1生1教科:4,750円 / 月
高1生歴史総合:3,650円 / 月
高2生英・数・国:12,500円 / 月
高2生1教科:4,500円 / 月
高2生歴史総合/物理/化学/生物

/日本史/世界史/地理:3,650円 / 月

 

<大学受験生テキストコース / タブレットコース>
東大・京大:1科目5,000円 / 月
最難関・早慶大:1科目4,750円 / 月
難関:1科目4,500円 / 月
共通テスト攻略演習:6教科17科目3,190円/月

対象

スタディサプリENGLISH

(一例/12ヶ月一括払い)

Z会

(一例/12ヶ月一括払い)

大学生
社会人

<新日常英会話コース 

 英会話セットプラン>
5,478円 / 月
*6ヶ月一括払い

 

<ビジネス英語コース

 英会話セットプラン>
6,578円 / 月
*6ヶ月一括払い

 

<TOEIC® TEST

 パーソナルコーチプラン

 6ヶ月プログラム>
17,966円 / 月
*6ヶ月一括払い

<総合英語オンライン講座 Asteria for Business>
4,900円 / 月

 Z会のメリットは、各コースの内容が充実していることです。追加料金なしで、個別のサポートやAIによる学習サポートを利用することができます。

 例えば、中学受験コースには、解答力を高める添削指導の「演習・答案作成指導」、個別の受験指導をしてもらえる「個別学習指導」があります。また、中学生向けのコースには、わからない問題を質問・相談できる「教えてZ会!」、わかったつもりを防ぐ記述問題や添削指導があります。

 高校生向けのコースにも進捗管理機能や添削指導があるため、個別の指導や学習サポートを受けたい場合は、Z会を利用するのが有効です。

 一方で、例えばスタディサプリの合格特訓コースでは、科目サポーターに質問できる科目は、英語、数学、物理、化学、生物の5科目に限られています。質問できる内容も、講座内の解答解説がある問題の追加解説に限定されており、添削指導や参考書・過去問の解説には対応していません。そのため、記述問題や論述問題の添削指導を受けたい生徒は、Z会の方がおすすめです。

 AIによる学習サポートでは、間違えた問題傾向から苦手を分析して、生徒に合った問題を出してくれたり、生徒の学習データから今解くべき問題をピックアップして出題してくれたりと、AIが基礎固めのサポートをしてくれます。

 一方で、スタディサプリは映像授業が中心であり、アプリで問題を解いたり、AIが苦手を分析したりしてくれる機能は付いていません。スキマ時間にアプリで手軽に問題を解きたい場合は、学習アプリがあるZ会などの通信教育の方が利用しやすいでしょう。短時間で有名講師の授業を受けたい場合は、スタディサプリを利用するのがおすすめです。

 料金面で言えば、スタディサプリ中学講座の個別指導コースとZ会の中学生コースはほとんど料金が変わりませんが、スタディサプリのベーシックコースのみで個別指導コースを選択しない場合はスタディサプリはかなり安価に利用できます。高校生の5科目受講に関しては、スタディサプリの合格特訓コースの方がZ会より低価格となっています。一方で、Z会は単科受講もできるので、苦手科目の補習として活用する場合にはおすすめです。

進研ゼミとの比較

 進研ゼミとの比較では、小学生・中学生・高校生向けの講座の料金を比較しています。

 進研ゼミも、入会金はかかりませんが、専用タブレットの代金が別途必要だったり、有料オプション講座があったりします。また、中学講座では、紙教材だけの「オリジナルスタイル」と紙教材とタブレットを合わせた「ハイブリッドスタイル」の2つのスタイルから選択して受講することができるのも特徴です。

 なお、以下に表示してある料金は、料金を比較しやすいように、一括払いの料金を月割りして表示している場合があります。

対象

スタディサプリ

(一例/12ヶ月一括払い)

進研ゼミ

(一例/12ヶ月一括払い)

小学生

<小学講座>
1〜6年生:1,815円 / 月

 

<中学受験対策>
4〜6年生:1,815円 / 月

<小学講座>
1年生:3,250円 / 月
2年生:3,490円 / 月
3年生:4,460円 / 月
4年生:4,980円 / 月
5年生:5,980円 / 月
6年生:6,370円 / 月
中学生

<ベーシックコース>
中1〜中3:1,815円 / 月

 

<個別指導コース>
中1〜中3:10,780円 / 月

<中学講座>
中1ハイブリッドスタイル:6,990円 / 月
中1オリジナルスタイル:6,400円 / 月
中2ハイブリッドスタイル:7,140円 / 月
中2オリジナルスタイル:6,570円 / 月
中3ハイブリッドスタイル:7,190円 / 月
中3オリジナルスタイル:7,090円 / 月

 

<中学講座 中高一貫>
中1〜中3生:9,410円 / 月

高校生
高卒生

<ベーシックコース>
高1〜高3:1,815円 / 月

 

<合格特訓コース>
高1〜高3:10,780円 / 月

<高校講座>
高1生5教科対応:9,180円 / 月
高1生1教科:4,980円 / 月
高2生5教科対応:9,380円 / 月
高2生1教科:6,380円 / 月

 

<大学受験講座>
5教科受講:12,480円 / 月
1教科受講:9,480円 / 月
*8月号から入会し、卒業まで一括で払った場合

スタディサプリHPおよび進研ゼミHP 小学講座中学講座高校講座を参考に作成

 進研ゼミのメリットは、映像授業以外にも学習コンテンツやサービスが充実していることです。例えば、中学講座のテスト対策用コンテンツは、5教科以外の実技科目にも対応しており、「定期テスト予想問題デジタル」や「定期テスト暗記BOOK」が届くので、中学校や高校の評定平均を上げるのに効果的です。他にも、「5教科電子辞書Perfect study」や「VR studyゴーグル」などの教材が届くので、学習の理解を深めるのに役立ちます。

 一方で、スタディサプリでは、映像授業のテキストが購入でき、中学講座には定期テスト対策用のテキスト、高校講座には志望校別のテキストが販売されていますが、その他の副教材は取り扱っていません。思考力を高める問題や記述式に対応した問題などに取り組みたい場合は、スタディサプリだけでは不十分です。もし、併用している塾で定期テスト対策を受けている、定期テスト対策は教科書に準拠した問題集で対策をしたいなどの場合には、スタディサプリで十分でしょう。

 また、進研ゼミには、「赤ペン先生による個別添削指導」や「教科質問サービス(高校講座・大学受験講座)」というサービスがあるため、わからないことをそのままにせずに学習を進めることができます。

 一方で、先ほども触れたように、スタディサプリでは、個別指導コースと合格特訓コースで質問対応してもらえますが、添削指導には対応していません。ただ、添削が必要な問題を解くことはあまりないという生徒は、添削指導自体が必要ないかもしれません。「もし添削が必要な場合には、塾や学校の先生に質問する」と割り切るのであれば、スタディサプリでも十分に学習を進めることができるでしょう。

 さらに、進研ゼミ小学講座・中学講座では電子書籍が約1,000冊読み放題だったり、全国規模の診断テストができたり、「まなびの手帳」という保護者サポートで教育や受験情報が配信されたりと、サービスが充実しているのも魅力になっています。

 スタディサプリにはこのようなサービスはついていませんが、低価格でシンプルに利用できる点や約4万本の映像授業を自由に見られる点がスタディサプリのメリットです。

 料金面で言えば、高校1年・2年時は進研ゼミの高校講座・大学講座の方が、スタディサプリ高校講座の合格特訓コースより低価格です。ただ、高校3年時については、1教科のみの受講であれば進研ゼミの方が安くなりますが、5科目を受講する場合はスタディサプリの方が安価に利用できます。また、中学講座に関しては、進研ゼミの方がスタディサプリよりも低価格を実現しています。

スタディサプリの料金の支払い方法

 スタディサプリの料金の支払い方法には、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、App Store決済、Google Play Store決済の5つがあります。

<クレジットカード決済>

 Visa、Master、JCB、Amex、Dinersのクレジットカードに対応しています。

<コンビニ決済>

 コンビニ決済は、ベーシックコースでのみ利用ができ、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミニストップ、セブンイレブンで決済ができます。コンビニ決済では、申込完了画面が表示されてから7日以内に支払いをする必要があります。受講申し込み後に、申込日から年度末(例:2024年3月31日)までの料金を一括払いすることで利用を開始することができます。

<キャリア決済>

 ソフトバンク、ドコモ、au、UQモバイル、Y!モバイルに対応しています。

<App Store決済・Google Play Store決済>

 App Store決済・Google Play Store決済は、ベーシックコースでのみ利用ができ、iOSアプリ、Androidアプリでの使用が可能です。1ヶ月単位の料金を支払うシステムで、契約は自動更新されるようになっています。

スタディサプリの解約・退会方法

 スタディサプリを解約・退会するためには、利用中の有料コースの「利用停止手続き(解約)」をした上で、「学習Web」「サポートWeb」の2種類のアカウントで退会手続きという3つのステップが必要です。具体的な退会の方法は、以下の通りです。

ステップ1 利用停止手続き(有料コースの解約)

 ベーシックコースや合格特訓・個別指導コースなどの有料コースを受講している場合は、退会前に当該コースの利用停止手続きが必要になります。ベーシックコースの利用を停止した場合、有料部分の授業試聴やテキスト冊子の購入などができなくなり、合格特訓・個別指導コースを利用停止すると、担当コーチや科目サポーターへの質問等ができなくなります。

 合格特訓コースと個別指導コースの利用停止手続きは、「サポートWeb」から行うことができます。「サポートWeb」にログイン後、「利用照会」から利用停止手続きをすることが可能です。

 ベーシックコースの利用停止手続きの方法は、支払い方法によって異なります。

  • クレジットカード決済とキャリア決済の場合は、「サポートWeb」にログインして「利用照会」から「利用を停止する」を選択してください。
  • App Store決済の場合は、iPhoneやiPadで「設定App」からサブスクリプションの解約をします。
  • Google Play Store決済の場合は、Android端末のGoogle Playアプリにある「お支払いと定期購入」から定期購入を解約することが可能です。
  • コンビニ払いは、利用期限を過ぎるとベーシックコースが自動的に停止されるため手続きが必要ありません。

ステップ2 学習Webの退会手続き(アカウントの削除)

 学習Webから退会手続きをする場合は、次の手順で退会します。学習Webを退会すると授業動画の視聴履歴や確認テストの受講履歴を見ることができなくなりますので注意しましょう。

学習Webからの退会手続き

  1. 「学習Web」にログインする
  2. 「プロフィール」をクリックする
  3. 「メニュー」から「退会」を選択する
  4. 「退会手続きをする」→「退会する」をクリックする

 アプリから退会する場合は、次の手順で退会します。

学習Webからの退会手続き(アプリ)

  1. 「マイページ」を選択する
  2. 「設定」をタップする
  3. 「アプリ・サービス利用について」をタップする
  4. 「サービスの利用停止・退会」をタップする
  5. 「退会手続きをする」をタップする

ステップ3 サポートWebの退会手続き(アカウントの削除)

 最後にサポートWebを退会することで、完全にスタディサプリを退会することができます。サポートWebを退会すると、これまでの利用状況等を確認することができなくなります。

サポートWebの退会手続き

  1. 「サポートWeb」にログインする
  2. 「アカウント設定」をクリックする
  3. 「スタディサプリを退会する」をクリックする
  4. 「上記を理解して退会する」をクリックする

返金について

 解約する時に返金制度が適用される場合と適用されない場合があります。返金対象となるのは、ベーシックコースをクレジットカード決済で12ヶ月払いしている場合、ベーシックコースをコンビニ決済で年度一括払いしている場合、スタディサプリENGLISHをパック料金で支払っている場合などです。返金額は、「決済額 −(申し込み時点の月払いの月額料金×その月を含む利用月数)」の計算式で算出されます。

 返金対象である場合、退会とは別途で返金申請をする必要があります。「問い合わせフォーム」から「利用停止・退会・返金について」を選択して、返金の申し込みをしてください。

 App Store決済・Google Play Store決済の場合、受講有効期間終了日(10日に申し込みをした場合、翌月の9日)の24時間以上前に自動更新を解除することで、利用を停止することができます。利用期間内に利用を停止しても、日割り計算による払い戻しは行われません。

スタディサプリ学校向けサービスと個人利用の違い

 スタディサプリは、学校向けサービスも展開しています。学習動画の配信だけではなく、小・中・高等学校での教育に適した機能や教材を提供してもらえるため、特に高校での導入が進んでいます(2022年3月末時点で全国2,900校以上が導入)。学校向けサービスの特徴は以下の通りです。

学習支援サービス

 基礎学力の定着を目的とした「スタディサプリ」と英語の4技能のトレーニングを目的とした「スタディサプリENGLISH」を活用することができます。

進路指導支援サービス

 進路に関する情報提供や、適性診断、志望校決定に役立つ教材やワークシートなどを活用し、進路指導に役立てることができます。

先生向け管理システム

 生徒一人ひとりの学習状況を把握したり、クラスの生徒に宿題を配信したりすることができるシステムです。

スタディサプリは無料体験から始めよう

 スタディサプリの「小学講座」「中学講座」「高校講座」「大学受験講座」では、クレジットカード決済で受講申し込み手続きをした場合に限り、14日間の無料体験ができるようになっています。また、スタディサプリENGLISHは、初回限定で3つのコースのどれでも7日間の無料体験をすることができます。

 無料体験でも、各コースの内容を一通り使うことができるので、無料体験をしてみて自分に合うかどうかを確認するのがおすすめです。無料体験期間中に退会すれば、費用は一切かかりませんので、まずは無料体験から始めてみましょう。

スタディサプリの料金に関するよくある質問

  • スタディサプリは、月額料金の他にかかる料金がありますか。

     スタディサプリは、入会費や管理費等は一切かかりません。月額料金だけで利用することができます。ただし、テキストはオプションのため、1冊につき1,320円がかかります。例えば、高校3年生が以下のような映像授業のテキストを購入した場合の料金は、
    ・英語6講座(通年)
    ・数学1講座(通年)
    ・国語6講座(通年)
    ・理科2講座(通年)
    ・社会4講座(通年)
    ・志望校対策講座5講座
    これらを受講して、それぞれの講座でテキストを購入した場合、年間で31,680円(内訳:1,320円×24講座)のテキスト代がかかる計算になります。
  • 途中退会をした場合、違約金などが発生しますか。

     スタディサプリを途中で退会しても、違約金等は一切かかりません。反対に、一括払いをしている場合などに、条件を満たしていれば返金手続きをすることができるので、途中退会をする場合は返金の条件を満たしているか確認して、対象になっていれば返金手続きをするようにしてください。

スタディサプリの料金のまとめ

 スタディサプリは、他の通信教育と比較してもリーズナブルに利用できるサービスです。料金プランもシンプルで、それぞれの講座には2コースしかないので、コーチングサービスやオンライン英会話を利用するかどうかでコースを判断することができます。また、支払い方法も毎月払うか一括払いをするかのどちらかですので、できるだけ費用を抑えたい場合は一括払いを利用しましょう。

 返金に対応しているのもスタディサプリのメリットですので、一括払いをした後に途中解約をしても特にデメリットはありません。どの講座も14日間または7日間の無料体験ができるようになっているので、まずは無料体験を受けてみるのはいかがでしょうか。

監修:鈴木孝一氏のワンポイントアドバイス

スタディサプリの料金は入会金もなく月額費も安価なので、とりあえず申し込んでみる、がしやすい映像授業です。

その反面、使わなくなったまま契約し続けている方も多いようです。かくいう私も、息子が使わなくなったあと1年近く解約し忘れていました。とてもいいサービスですので一度は触れてみることをオススメしますが、解約し忘れにはご注意ください。