ハードな夏期講習を乗り越えるには
――夏休み前に家庭で準備できること【6年生編】

 6年生の夏期講習は解く問題量もさることながら、講習の時間も長時間にわたります。ほとんどの塾が午後2時前後から始まり、帰宅できるのは午後8時過ぎです。

 夏休み前に実際の講習時間の感覚を、お子さんとシミュレーションしておくのもよいでしょう。

 暑さの厳しいシーズンだからこそ、規則正しい生活は不可欠です。そのため家庭では、お子さんの体調管理とともに、しっかりと勉強に取り組めるような環境づくりがとても大切です。

 以下の夏期講習中のタイムスケジュール例を参考にしながら、夏休みが始まる前にお子さんと一緒に具体的な時間割と学習計画を立ててみましょう。早寝早起きを心がけ、普段取り組んでいる朝学習は休み中も必ず続けてほしいと思います。

6年生の夏休みのスケジュール
中学受験の家庭教師「名門指導会」より西村則康作成

 

 夏期講習期間にお盆が含まれている塾もあります。講習のスケジュールは事前に確認しておきましょう。

 毎日長時間にわたる講習となるため、内容をすべて復習する時間はありません。講習を受けながら復習すべき箇所を自分で判断し、チェックを入れられるよう、あらかじめお子さんと話しておくとよいでしょう。

 夏期講習が終わった後やお盆の時期などの休講期間を利用して、各塾ともオプション講習を開講しています。

半強制的に受講を促す塾がほとんどですが、それをあえて休んで、復習の時間を確保してもいいと思います。

 他の子が塾に通っていると思うと、それだけで不安に感じるご家庭もあるかと思いますが、実はお休みするお子さんはたくさんいますし、そのタイミングを逃すと、新学期以降は復習に取り組めるチャンスはもうありません。

 わが子の状況をよく考えてから参加を決めたほうがよいでしょう。