イメージ写真
写真はイメージです Photo:PIXTA

長時間集中できないのは
子どもにとっては当たり前⁉

「家だとダラダラしてしまう」

「一度、休憩してしまうとなかなか勉強に戻れない」

 こうした悩みは、多くのご家庭で共通しています。筆者自身もいつも悩んでいます。しかし菊池さんは、この状態を特別な問題とは捉えません。

 長時間集中できないのは、子どもにとってはむしろ自然なことです。脳の発達段階を考えれば、大人と同じように時間を管理するのは難しいからです。

大事なのは「遠すぎない」こと
「実感できる近さ」の目的意識とは

 特に小学生にとって、実は「1時間後」「数ヶ月後」といった時間は非常に遠いものです。

 ましてや塾通いを始めたばかりの小学4年生にとって、3年後の入試なんて遠すぎてまるで想像がつかないでしょう。

「憧れの学校に合格したいという目的意識を持ったら、子どもがやる気をだして頑張るようになるんじゃないかっていうのは、大きな誤解。そこに期待しないほうがいい」

 遠すぎる目標では、日々の行動はなかなか変えられない。だからこそ、今できる工夫を重ねて少しずつ整えていくことが大切です。