暑く忙しい夏こそ注意したい
やる気をなくすNGの声かけ
西村則康(にしむら・のりやす)
中学受験のプロ家庭教師「名門指導会」創業者/中学受験情報局 主任相談員。40年以上難関中学受験指導をしてきたカリスマ家庭教師。これまで開成、麻布、桜蔭などの最難関中学に2500人以上を合格させてきた。著書に『中学受験成功への鍵は「親メンタル!」 「『受験で勝てる子』の育て方」(日経BP)。
暑い中勉強を頑張り、疲れ気味のお子さんに対し、親ができることは体調管理と環境づくり、そして「ねぎらい」の言葉をかけてあげることです。
「頑張っているね」という心からのねぎらいの言葉はお子さんの力になります。
親の声かけでありがちなのが、「頑張りなさい」や「頑張らなくっちゃダメよ」です。
わが子を奮い立たせようと思っての激励の一言だとは思いますが、まったくの逆効果。子どもは子どもなりに頑張っているつもりです。その気持ちが全否定されたように感じてしまいます。親の不用意な一言で、途端にやる気がなくなってしまうお子さんはとても多いのです。
夏期講習を頑張る毎日でお子さんは本当に疲れていますので、ぜひお子さんの頑張りを100%認める声かけをしてあげてください。「今日の字は読みやすいね!」「姿勢が良いね」「集中してやっていてえらい」など、具体的な行動をほめてあげてください。
そしてお子さんが疲れ果てて、どうにもモチベーションが上がらなくなる前に、ぜひ息抜きをする日も作ってほしいと思います。
息抜きは4・5年生はもちろん、6年生にも有効です。
日常を離れて気持ちを休めることで、さらなる意欲につながります。
お子さんとの会話を大切にしながら、厳しい夏を親子でぜひ乗り切ってほしいと思います。
