最後に。ちょっとだけ
「記憶学習のやり方」を変えてみる

 親が自分の勉強法を振り返って考えると、どうしても暗記って、「気合いでやるもの」になりがちですよね。でも竹内さんの話を聞いていると、実はかなり“仕組み寄り”のものだと感じます。

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河内典子
こうち・のりこ/高校生の息子と中学受験生の娘を持つ2人の母親。編集プロダクションでのライターを出発点に、インフォバーンやITメディアなど、IT・ビジネス・テクノロジーに特化したオンラインメディアで編集者として勤務。現在はヨガインストラクターとして都内でクラスを提供する、異色の理系ワーママ。

 もし今、子どもが「何度やっても内容を忘れる」と感じているなら、

  •   読むだけで終わっていないか
 •   思い出すタイミングは合っているか

 このあたりを少し見直してみるだけでも、変化は出てくるかもしれません。

 とはいっても、暗記する項目は膨大にあるし、一つ一つそんなにじっくりやる余裕はないんだけど……と尻込みするかもしれません。

 しかし、遠回りに見えても、結果的にはこのやり方のほうが早いのもまた一理。

 記憶のメカニズム=「忘れ切る前にもう一度問題として解く」という方法を身につけさえすれば、中学受験の膨大な暗記量にも立ち向かえます。

 反復演習のリズムが掴めるまでやってみる。すごく根気のいることですが、暗記学習を味方につけるために試してみる価値は十分にありそうです。