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対談:入社1年目の教科書
【第2回】 2012年3月21日
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岩瀬大輔 [ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長]

自分を低く設定するな!
社会人の「人格形成期」にすべきたった1つのこと
グリー株式会社 代表取締役社長 田中良和 <後編>
聞き手:ライフネット生命保険副社長 岩瀬大輔

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第2回目も、前回同様、岩瀬が尊敬する経営者でもあり友人でもある、グリー株式会社代表取締役社長の田中良和さんにインタビュー。
新入社員の頃の失敗経験が、その後のキャリアにどう影響したのでしょうか。
新社会人への仕事の取り組み方のアドバイスとエールもいただきました。
(一部肩書きは取材時のものです)

 

「つまらない仕事」をたくさんやったことで、
グリーという会社が誕生した

グリー株式会社
代表取締役社長
田中良和氏

田中 僕は、入社1年目の時は、どうでもいいような雑務をいっぱいしておいたほうがいいと思っているんです。

 若い人は「頭のいい仕事」をしたいと思いがちですが、「つまらない仕事」ほど若いうちにしておいたほうがいい。

岩瀬 同感です。
  「つまらない仕事」は、その後、田中さんのキャリアにおいてどう役に立ちましたか?

田中 「つまらない仕事」が、ものすごく役に立ったんです。起業した時に。

  なぜ僕がGREEというサービスを立ち上げ、運営することができたか。それは大量のサポートメールをさばき、自分でアイコンを作って、サイトをデザインして、プログラムを書いてと、何でも自分でやってきたからなんです。

岩瀬 いろいろな雑務を、総合的にやってきたから?

田中 そうです。面倒なことも、逃げずにやってきたからですね。

岩瀬 ほかにも何か、入社1年目の時に意識してやってきたことはありますか?

田中 いろいろな人たちの仕事ぶりを「盗む」というのはやってきましたね。 会社に入ると、「なぜだかわからないけれど、同じ仕事をしているのに、自分よりも仕事ができる人」というのが存在しますよね。

岩瀬 それは上司だったり、同僚だったり…。

田中 たいてい上司や先輩だったと思いますが、なぜ同じ仕事なのに「仕事ができる人」がいるんだろうと。

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岩瀬大輔 [ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長]

1976年埼玉県生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1998年卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て米国に留学。2006年ハーバード経営大学院(HBS)を日本人4人目のベイカー・スカラー(成績上位5%表彰)として修了。帰国してライフネット生命保険設立に参画。2010年、世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出。内閣府IT戦略本部専門調査会委員。 主な著書に『ハーバードMBA留学記~資本主義の士官学校にて~』(日経BP社)、『生命保険のカラクリ』(文春新書)、『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋)、論文に「規制緩和後の生命保険業界における競争促進と情報開示」(「保険学雑誌612号」2011年3月号)などがある。


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