家計再生コンサルティング
【第6回】 2012年8月2日公開(2016年9月23日更新)
バックナンバー
著者・コラム紹介

家計再生コンサルティング

横山光昭 よこやま・みつあき

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、株式会社マイエフピー代表取締役社長。お金の使い方そのものを改善する、独自の家計再生プログラムでこれまで5400人以上の赤字家計を再生した敏腕FP。マンツーマンで行なう家計相談のかたわら、書籍、雑誌への執筆、メディア出演や講演も多数。

横山光昭

新聞をやめて月4000円の節約!?
固定費見直しは、まずは新聞・通信費から

前回は、家計を4つのグループ(【毎月必ず「定額」を支払う費目】【毎月出ていくが、使い方次第で増えたり減ったりする費目】【毎月はかからない(場合が多い)が、数カ月に1度は発生すると思われる費目】【ごくたまに発生し、節約はできない費目】)に分類しました。そこで今回からは、そのグループごとに、出費を削減する方法を考えていきます。

NHK受信料や年金は、1年分を前納して節約!

 まずは、前回の復習から。第1グループの"毎月必ず「定額」を支払う費目"は、●住居費●保険料(月払いの場合)●新聞代●NHK受信料(月払いの場合)●インターネットのプロバイダ料金●車などのローン●学校の給食代●習い事代 ……などを指しています。また、年金や健康保険などが給与天引きではない人は、それらもこのグループに含めて考えましょう。

 ご存じのように、どの費目も、毎月定額の支払いになる場合がほとんど。このような出費を「固定費」と呼びますが、以前もお話ししたように、最も削減効果が高いのは、固定費の見直しです。

NHK受信料や年金は、1年分を前納して節約!自動引き落とし額は一度しっかり見直そう!

 とはいえ、固定費は銀行やカードの自動引き落としになっている場合も多く、手続きにひと手間かかるものばかり。日々、忙しい生活をしていると、たとえば、ずっと行っていないスポーツクラブに退会の連絡をすることすら億劫になりますよね。面倒、厄介、ハードルが高い――だからこそ、第1グループの費目は、節減効果も高いのです。

 この第1グループの中でも、一定以上に節減しづらいのが学校の給食費、NHKの受信料(通常は2カ月払い)、年金、健康保険料などです。

 ただし、このうちNHKの受信料は、地上契約で通常2カ月払い2690円のところ、6カ月分をまとめて前納すれば約5%割引、1年分をまとめて前納すれば約7%割引になります。

 また、国民年金も、1年分を口座振替で前納すれば、月払いよりも約3770円トク。現在月払いの場合、毎年2月末までに申し込みをすれば、前納に切り替えることができます。

読んでいない新聞は、とりあえずやめてみる

 それ以外の第1グループの費目で、最も削りやすいのは新聞代でしょう。新聞の情報は有益だと思いますし、毎日熟読しているのであれば削る必要はないのですが、中にはあまり読んでいないのに(たとえば、ほとんど一面とテレビ欄しか見ないなど。これが案外多いんです)、習慣というだけで取っている人もいるものです。

 話は逸れますが、新聞のほか、あまり読んでいないけれどとりあえず買っているマンガや、何となく支払い続けている携帯のアプリ代、つい習慣になってしょっちゅう買ってしまう嗜好品代(タバコやコンビニのお菓子など)も、もはや固定費と言っていいと思います。貯金ができない人は、たいていこのような固定費が多く、"惰性で"お金を使っている例をよく見かけます。

 新聞の話に戻ります。実際「あんまり新聞、ちゃんと読めていないかも」という人は、とりあえず新聞をやめてみてください。やめて、必要なときだけ駅売りなどで買うようにしてはいかがでしょうか。すると、案外「買ってまで読みたくなかった」と気づく人は多いものですよ。

 もし、後から「やっぱり毎日読みたい」と思えば、駅で買うなどしてすぐに再開できるのですから、まずやめるという行動に出てみましょう。固定費に切りこむには、まず一歩を踏み出すことが大切。最初の一歩を踏み出すことができ、成果が得られれば、ほかの固定費の見直しにも弾みがついていくものだからです。

 オマケで新聞代を比較してみました。全国紙に加え、一部地方紙の価格も参考までにご紹介します(ネットで読める電子版は、宅配とセットではなく、電子版のみを購読した場合の料金です)。

●朝日新聞
宅配:朝夕刊セット3925円(一人暮らしの学生さんには2500円で購読できる学割アリ)/朝刊のみ3007円
電子版:3800円

●読売新聞
宅配:朝夕刊セット3925円朝刊のみ3007円

●日本経済新聞
宅配:朝夕刊セット4383円朝刊のみ3568円
電子版:4000円

●毎日新聞
宅配:朝夕刊セット3925円朝刊のみ3007円

●産経新聞(※地域により異なる。以下は東日本の場合)
宅配:朝刊のみ2950円
電子版:420円(※毎朝5時配信で過去1カ月分の記事がまとめて読める月刊パック)

●東京新聞
宅配:朝夕刊セット3250円
※朝刊のみの価格は、販売店ごとに異なる。

●北海道新聞(※道内に住んでいる人の場合)
宅配:朝夕刊セット3925円

●中日新聞(※中部地区に住んでいる人の場合)
宅配:朝夕刊セット3925円朝刊のみ3000円

 こうして見てみると、地方紙だから安いということはなく、新聞によって価格は微妙に異なっています。新聞にもある程度カラーがあるので、好みは分かれると思いますが、産経新聞は電子版がかなり安いので、オトクかもしれません。

 また、朝刊1部あたりの値段も100~160円とバラつきがあります。何気なく購読している新聞も、こうして値段を比べてみるとかなり違いがありますね。

プロバイダ料金は、目指せ2000円代!

 新聞代に次いで削減を目指したいのが、ネットのプロバイダ料金です。意識していないと、5000円以上支払っている人も多いものですが、キャンペーンで割引になるプロバイダなどに乗り換えると、数千円単位で安くできることもザラ

 私が家計相談を受けた人の多くは、見直しにより、プロバイダ料金を2000円前後まで引き下げることに成功しています。一つには、前述のように、割引キャンペーン(例:プロバイダの公式サイトではなく、「価格.com」などのサイトを経由して申し込むと安くなる……など)を実施しているプロバイダに申し込む方法があります。

 また、今は光ファイバー全盛の時代ですが、引っ越しなどのタイミングでADSLに替えると、光ファイバーより全体的に割安です。これは、住環境にもよるので難しいかもしれませんが、頭の片隅には置いておきましょう。

 ちなみに、私は仕事でよくネットを使いますが、ネット代や携帯電話代も含めた通信費は、極力安くしたいと考えています。交際費や、たまの娯楽費にお金をかけるのは気にならないのですが、通信費が高いのはどうしてももったいないと感じてしまうからです。

 こうした感覚は人それぞれで、逆に携帯はよく使うから気にならないけど、被服費はかけたくないとか、食費にはあまりお金を割きたくない……なんていう人もいるでしょう。それは各々の感覚に従って、"お金をかけるところはかける""締めるところは締める"と決めて、緩急をつけでばいいと思います。

 もし、私と同じように通信費がバカらしいと感じる人は、多少通信の速度が落ちたとしても、ADSLで低料金化することを、是非検討していただきたいものです。

 次回は、固定費の大物である「住居費」と「車などのローン」を中心にお話しをします。

(構成/元山夏香 イラスト/斎藤ひろこ)

※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2017年の最強カードは?
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]
2017年版、最優秀おすすめクレジットカードはコレだ!

還元率でクレジットカードを選ぶ!還元率ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】最短即日発行~翌日発行で選ぶを比較して選ぶ!今すぐ入手できる、お得なクレジットカードはコレだ!
サービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!ページへ
人気ランキングでクレジットカードを選ぶ!人気ランキングページへ
学生向けでクレジットカードを選ぶ!学生向けランキングページへ
プラチナカードでクレジットカードを選ぶ!プラチナカードランキングページへ
マイルでクレジットカードを選ぶ!マイルランキングページへ
海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ!海外旅行保険ランキングページへ
2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定!2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ!ページへ
年会費無料でクレジットカードを選ぶ!年会費無料ランキングページへ
ETCカードでクレジットカードを選ぶ!ETCカードランキングページへ
クレジットカードを選ぶ比較トップページへ

【2017年7月1日時点・最新情報】
還元率、年会費etc.で比較! 人気のおすすめクレジットカード

還元率 年会費
(税抜)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス
 Yahoo! JAPANカード
1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
Suica
ICOCA
nanaco
※nanacoはJCBのみ
Yahoo! JAPANカードの公式サイトはこちら
【Yahoo! JAPANカードのおすすめポイント】
Tポイントを貯めるなら、Yahoo! JAPANカードが最強! 年会費無料で通常還元率は1.0%、Yahoo!ショッピング利用時は最低3.0%(カード決済分が2.0%、Yahoo!ショッピング分が1.0%)に! さらに、新規入会した月と翌月はどこで使っても還元率3.0%という高還元! 「Tカード」機能も搭載しているので、TSUTAYAやファミリーマートなど、Tポイント加盟店をよく利用する人は、Yahoo! JAPANカードさえ持ち歩けばTポイントがガンガン貯まるので利便性も高い。また、JCBブランドを選べば「nanaco」チャージでも1.0%分のTポイントが貯まる!
関連記事「Yahoo! JAPANカード」はTポイント利用者必携!年会費無料で還元率1%、Tカード機能も搭載し、Yahoo!ショッピングではポイント3倍の高スペック!
Yahoo! JAPANカードの公式サイト!!Yahoo! JAPANカードの公式サイトはこちら
 OricoCard THE POINT
1.0~2.5% 永年無料 VISA
JCB
Master
Suica
ICOCA
OricoCard THE POINTカード公式サイトはこちら
【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】
年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。ネットショッピングでは「オリコモール」活用で「Amazon」で還元率2%になるほか、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」でも還元率2.5%(各ショップのポイント含む)になるなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎!
【関連記事】
◆[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定!2017年最新版、クレジットカードのおすすめはコレだ!(最優秀年会費無料カード部門)

◆年会費無料カードの還元率競争が激化!「Orico Card THE POINT」はネット通販に強く、還元率1.5~2.5%も狙える注目の新登場カード!
OricoCard THE POINTの公式サイト!!Yahoo! JAPANカードの公式サイトはこちら
 楽天カード
1.0~4.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
Suica
ICOCA
nanaco
※nanacoはJCBのみ
楽天カード公式サイトはこちら
【楽天カードのおすすめポイント】
楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が4.0%以上に! また、電子マネーの「楽天Edy」や「nanaco(JCBのみ)」、さらに「Rポイントカード」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強
関連記事
◆[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定!2017年最新版、一番おすすめのカードはコレだ!(最優秀メインカード部門)
◆「楽天カード」にメリット追加で還元率もアップ!さらに「楽天カード」と「楽天モバイル」の兼用でスマホ代の節約+楽天ポイントがザクザク貯まる!
楽天カードの公式サイトはこちら
 イオンカードセレクト
0.5~1.0%
(イオン銀行の
普通預金金利が
0.12%に!)
永年無料 VISA
JCB
Master
Suica
ICOCA
WAON
イオンカードセレクトの公式サイトはこちら
【イオンカードセレクトのおすすめポイント】
一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでもポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、このカードの保有者は「イオン銀行」の金利が通常の6倍=0.12%になる特典も。マイナス金利の影響でメガバンクの定期預金金利が0.01%程度の今、普通預金金利が0.12%というのは破格! これ以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えを!
関連記事
◆イオンで一番得するのは「イオンカードセレクト」!意外と知らない「イオンのポイント2重取り」と「イオン銀行」+「WAON」を使った節約術を公開!
◆イオン銀行が「マイナス金利」時代の最強銀行に!?「イオン銀行+イオンカードセレクト」で普通預金の金利が破格の0.12%になるお得な特典を活用しよう!
イオンカードセレクトの公式サイトはこちら
 エポスカード
0.5~10% 永年無料 VISA Suica
楽天Edy
高還元クレジットカードおすすめランキング!エポスカードの公式サイトはこちら
【エポスカードのおすすめポイント】
マルイのカードとして有名な「エポスカード」。年会費無料ながら、自動付帯の海外旅行保険(最高500万円)のほかにも、ビッグエコーなどのカラオケの室料30%オフ、ファミレスや居酒屋チェーンで飲食代10%オフなど、全国7000店以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用できる特典が充実! マルイの年4回のバーゲン「マルコとマルオの7日間」で10%オフになるほか、「エポスゴールドカード」への招待を受け取れば、年会費が永年無料で還元率も最大1.55%とお得なゴールドカードが保有できる
【関連記事】
◆「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力!
◆「エポスカード」はマルイ利用者以外にもお得な1枚!還元率は0.5%だが、海外旅行傷害保険の自動付帯など特に海外利用が多い人なら持っていても損はない!
エポスカードの公式サイトの公式サイトはこちら

 

【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード】
レストラン特典、空港ラウンジ、旅行保険など、
プラチナ級のサービスが充実⇒関連記事はこちら

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード公式サイトはこちら
Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

9月号7月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【攻め&守りの高配当株&株主優待ベスト117】
攻めと守りで儲かる高配当株」の投資法
今が買い高配当株52銘柄を大公開
高配当株億を作った個人投資家のワザ
・27%超も!「株主優待」目的別ベスト117
・「優待+配当」の合計利回りランキング
確定拠出年金読者損益リアル白書
・17年上半期の投信上昇率ランキング
4年ぶりの買い場高利回りJリート
LINEなど5大ポイントの貯める&使うテク
定年後の5年間でトクする働き方
東芝など不祥事株の売り・買い診断
・東証1部昇格期待株を先回りで狙え!
不足する高齢者施設の問題点とは?

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!