R&D サブカテゴリ
第352回
世界中で月間600万人の生徒が学ぶ教育プラットフォームである「カーンアカデミー」。これまで誰も成し得なかった教育界の改革は、なぜ成功しているのか? 創設者のサルマン・カーン氏に、成長の理由と教育への思いを語ってもらった。

第252回
クリス・アンダーソンの新著の翻訳『MAKERS』を読んだ。テーマは製造業だが、日本の製造業でも製造過程の標準化とデジタル化が進めば、歓迎すべき変化だと思う。それは、企業の「もったいない個人」を解放することにもつながる。

第469回
紙おむつ材料に大型投資を続ける日本触媒少子化時代でも需要拡大が止まらないワケ
少子化が進んでジリ貧と思われがちな紙おむつ市場。ところが紙おむつに使われる高吸水性樹脂(SAP)世界最大手の日本触媒は今夏、SAPとその原料を増産するための設備投資に乗り出した。大型投資の意味とは?

第46回
毎年その年の10大テクノロジートレンドを占うことで知られるシリコンバレーの会員制勉強会Churchill Club。今年の会合の大きな目玉は、米政府のCTO(最高技術責任者)と呼ばれるアニーシュ・チョプラ氏がパネリストの一人として参加したことだ。
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第59回
世界有数のコンピュータサイエンス研究所、MITメディアラボ所長に、インターネットの伝道師として長年活躍してきた伊藤穣一氏が選ばれた。NYタイムズが「異例の選択」と報じた抜擢の経緯からメディアラボの今後の運営方針、そしてイノベーションの行方まで、縦横無尽に語ってもらった。

第141回
福島原発事故の収束を目指す日本に、世界各国からさまざまな支援の手が差し伸べられている。中でも、米国企業が無償提供してくれたロボット「パックボット」は、原子炉建屋内の放射線量などを遠隔操作で調査できるとあって、大変貴重な存在だ。

第55回
いま、日本の技術者たちが続々と海を渡り、中国で製品開発を進めている。その多くは不況によりリストラされた人たち。日本メーカーのリストラを“技術者獲得のチャンス”ととらえる中国。そんな構図が浮かび上がってきた。
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第224回
この度、日本人がノーベル化学賞をダブル受賞した。それをきっかけに、日本の子どもの「理科離れ」に警鐘を鳴らす識者が増えている。早く手を打たないと、もう日本にノーベル賞の受賞者は出なくなる?
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第71回
エコカーの世界にも「後手の優位」が成り立つならば、トヨタをはじめとする日本勢はこのメーカーの動向にこそ注視する必要がある。新型ハイブリッド車に本腰を入れ始めた韓国の現代自動車だ。日本ではあまりお目にかかれない同社研究開発部門トップへの貴重なインタビューをお届けする。

第102回
米国のエバーノート。同社はクラウドを活用し、フリーミアム戦略を採用して成功している。サービスの中身は個人向けメモ帳で、無料版とプレミアム版の「線引き加減」が実に巧妙だ。

第90回
時空を超えるタイムマシンは実現可能なのか。この問題は一見、宇宙とは関係なさそうだが、宇宙を舞台として人類が自由に活動できると仮定すれば、一部は実現する可能性がある。あくまで思考実験の域だが、現在の科学でわかる範囲で考えてみよう。
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第101回
インターネット時代を迎えても、人気を博しているラジオ局がアメリカにある。それはなんとNPRという公共放送だ。NPRは古臭いラジオ局からインターネット・ラジオ局へと見事に変貌した。

第100回
アマゾン、アップルに続いて、いよいよグーグルが電子書籍販売に参入する。グーグル・エディションズは、どんな端末でも本が読めるというのがウリ。今夏、電子書籍市場は、ますます熱くなる。

第7回
病院や検体検査会社を主要顧客とするシスメックスは一般にはなじみが薄いものの、血球計数検査では世界首位の知る人ぞ知る優良企業である。そのビジネスモデルは、他の追随を許さない仕組みの結晶である。

第3回
米マイクロソフトが、日本の大学・研究機関との連携強化を目的とする新たなプログラムを立ち上げた。その名も、「富士山プラン」。共同研究だけでなく、カリキュラム開発にまで踏み込み、日本が得意とする分野での“知”の創造を目指す。その中心人物であるマイクロソフトリサーチ(MSR)のトニー・ヘイ副社長に、産学連携術と、日本の科学技術力に対する評価を聞いた。事業仕分け人必読の内容である。
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第2回
経営学者のクレイトン・クリステンセンは名著『イノベーションのジレンマ』の中で、巨大企業を窮地に追い込む技術を“破壊的技術”と名付け、その脅威と機会を正しく捉える必要性を説いた。今、IT産業を襲うクラウドコンピューティングの大波は、ITの所有から利用への大転換を促す点において、まさしく破壊的技術に該当するだろう。では、“所有”時代の王者、マイクロソフトはいかにして自らが破壊的技術の提供者になろうとしているのか。短期集中連載の第二回は、その戦いを“知”の面から支えるマイクロソフトリサーチのクラウド研究部隊を率いる司令塔、ダン・リード副社長へのインタビューをお届けする。

第1回
不況で身をすくめる日本企業とは対照的に、年間1兆円もの巨費をR&Dに注ぐマイクロソフト。その英知の根幹を占めるのが、基礎研究部隊のマイクロソフトリサーチ(MSR)だ。クラウドコンピューティング時代の到来というITの大激変期に、世界有数の研究者集団はいかなる未来図を描いているのか。マイクロソフトの命運のみならず、ビジネス、社会の行方をも左右するその研究活動の内実を、複数のキーパーソンへのインタビューで探る。
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第59回
新型インフルエンザが猛威を振るう中、人工呼吸装置とあだ名される超高性能マスクを開発し改めて注目される3M。マスキング・テープやポスト・イットを生み出した同社のイノベーション力は知らぬ間にこんなに進化していた!
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第6回
ケーブルテレビ会社のジュピターテレコム(J:COM)は、いまや通信の巨人・NTTにとっても無視できない存在になった。ケーブルテレビの範疇を超える総合メディア企業の驚くべき実力を紹介しよう。
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第5回
蓄電池業界にこの人ありと呼ばれるのは、住友銀行元副頭取で現在大型リチウムイオン電池の開発企業の社長を務める吉田博一氏だ。エコカー戦争の鍵を握る重要人物に、電気自動車の真の可能性から米国の戦略まで聞いた。
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