株の割安度が簡単にわかると評判なのが、ダイヤモンド・ザイが3カ月に1度の割合で掲載している「理論株価」。ダイヤモンド・ザイでは、3月決算企業の第3四半期決算に基づく2017年3月期予想の修正と、本決算を発表した12月決算企業の2017年12月期予想とを反映した最新版を掲載している。
今回は、今期決算予想を発表したばかりの2017年10月~12月決算企業の中から今期は増収や増益を予想しており、その結果、前回(掲載時は株価が理論株価に対して「割高」だったが、今回は「割安」に転じた7銘柄を紹介する。
理論株価が最も割安になったのは、
韓国発祥のオンラインゲーム会社の「ネクソン」!
ダイヤモンド・ザイでは3カ月に1度、その理論株価を掲載している。前回(ダイヤモンド・ザイ2017年2月号)からは、割高だった銘柄が割安に転じた銘柄は、銘柄コードの前に「転」の文字を掲載することにした。赤字だった会社が黒字に転換する時が狙い目になるように、理論株価も割高から割安に転換する時が狙い時。そんなチャンス株を探しやすくしたのだ。
今回、割高から割安に転換したのは、3629銘柄中65銘柄。その中でも狙い目になるのは今期の業績予想を発表したばかりの10月~12月決算銘柄だ。そこで、時価総額が1000億円以上で「割高」から「割安」に転換した7銘柄を紹介しよう。
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◆2017年10~12月決算企業で割高から割安に転じた 時価総額1000億円以上の7銘柄(割安順) |
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| 会社名 | 株価 | 理論株価 | 割安度 | 最新の株価 | |
| 1位 | ネクソン(東1・3659) | 1921円 | 2872円 | 33% | |
| 2位 | エイチ・アイ・エス(東1・9603) | 2739円 | 3446円 | 21% | |
| 3位 | キヤノン(東1・7751) | 3322円 | 4170円 | 20% | |
| 4位 | ヤマハ発動機(東1・7272) | 2627円 | 3157円 | 17% | |
| 5位 | 昭和シェル石油(東1・5002) | 1119円 | 1261円 | 11% | |
| 6位 | GMOインターネット(東1・9449) | 1456円 | 1542円 | 6% | |
| 7位 | 楽天(東1・4755) | 1091円 | 1126円 | 3% | |
| ※株価は3/3時点。 | |||||
1位は「ネクソン(3659)」。『メイプルストーリー』、『アラド戦記』、『マビノギ』などのオンラインゲームの開発と運用を行なう。韓国で創業したのち、日本に本社を移して2011年12月に東証1部に上場した。前期第4四半期におこなった主要アップデートが好調。中国や韓国で業績は上向いており、今期8%増収、最終利益は2.9倍の予想となっている。
2位は「エイチ・アイ・エス(9603)」。2017年10月期は10%増収・40%営業増益を計画。この3月には、ロボットを活用して人気の「変なホテル」を東京ディズニーランドの近隣に開業、話題性も高まっている。
以下、今期はいずれも増収・増益を計画している「キヤノン(7751)」「ヤマハ発動機(7272)」「昭和シェル石油(5002)」「GMOインターネット(9449)」「楽天(4755)」と続く(「ネクソン」と「楽天」はアナリスト予想)。
前回割高だったところから割安に転換した銘柄は、今回紹介した7銘柄以外にもまだまだある。ぜひ、ザイ本誌でチェックしてみてほしい。
理論株価の算出方法は?
最後になったが、理論株価の算出方法を紹介しよう。理論株価はその株の成長価値(予想1株益に将来の想定成長率を掛けて算出)と利益価値(予想1株益に将来利益の織り込み年数を掛けて算出)、そして資産価値(直近の1株純資産)を合計したもの。つまり、業績と財務のデータから算出している。
最後になったが、理論株価の算出方法を紹介しよう。理論株価はその株の成長価値(予想1株益に将来の想定成長率を掛けて算出)と利益価値(予想1株益に将来利益の織り込み年数を掛けて算出)、そして資産価値(直近の1株純資産)を合計したもの。つまり、業績と財務のデータから算出している。






