揺れはその後、30秒ほどで収まった。しかし、また次の揺れがくるかもしれないと思い、状況を把握するためにテレビをつけた。ニュースでは、大阪府北部で震度6弱の地震が発生し、震源は大阪府北部で深さは13キロ、マグニチュードは6.1と報道されている。

電車が全線で止まり
駅にあふれる外国人旅行者

 外ではサイレンが鳴り続け、ヘリコプターが飛んでいる。取り急ぎ、先の震災で覚えた緊急時の備えとして、風呂に水を張り、飲み水も確保して、防災リュックを玄関に置いて、外の様子を見るために自宅を出て駅に向かった。

大阪地震電車は軒並み運休、駅と駅の途中で止まっている電車も多かった Photo by A.K.

 出勤前の時間帯にもかかわらず、地下鉄もJRも私鉄も全線が止まっていたので、バスやタクシー乗り場の前は長蛇の行列。駅では、大勢の人が改札周辺にしゃがみこんで、列車が動くのを待っていた。

 大阪は現在、インバウンドの推進を政策とし、民泊も急増しているため、大阪中心部の駅はどこも外国人観光客であふれている。大阪城の最寄り駅であるJR森ノ宮駅でも、しゃがみこんでいたのは、大きなスーツケースを持った外国人観光客も多い。駅員は、列車が停まっている理由を、英語で頑張って説明していた。

 こうしている間にも、今回の地震によって亡くなった人や、けがをした人は増えていった。

 最も揺れの大きかった大阪府高槻市の小学校では、倒壊したプールの壁に挟まれた9歳の女の子が死亡。他にも倒壊物の下敷きになって高齢者など2人の死亡が確認された。

 また、NHKなどによれば、午後1時現在、大阪や兵庫県など、2府4県で少なくとも234人がけがをしているという。

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