経営者の課題や喜びを共有できる税理士
代表社員税理士・宅地建物取引士
上能喜久治
1950年大阪府生まれ。日本大学農獣医学部卒業。88年税理士登録。具体例を中心としたわかりやすい講演には定評がある。
大阪を中心に、企業、医療法人、自営業への税務サービスを提供しているのが、税理士法人ジェイエスケーである。
上能喜久治代表社員は、税理士であると同時に、関連会社で計10店舗の保険調剤薬局を運営する経営者としての顔を持つ。企業経営者の課題や喜びを自身も共有できていることが強みである。
ジェイエスケーの企業理念は、「元気提供企業・幸せ創造企業・問題解決企業」である。上能代表はこう語る。
「相続が発生し、仲の良かった家族が争うようなことになったり、事業承継をしても会社の中でいがみ合うようなことがあっては、幸せにはなれません。そのようなことがないように、相続や事業承継にあたっては、一部だけを見るのではなく、多面的に捉え、綿密な計画を練り、皆に納得していただき、〝良かった〟と感じていただけるような対応を目指しています」
相続発生前には、財産の現状調査からスタートし、生命保険の活用や、土地の名義変更・売却、公正証書遺言の作成などの対策を提案する。相続発生後には、有利な土地評価方法や二次相続の対策まで提示している。
多面的な視点からの提案で顧客の不安を払拭
各士業をはじめとする多様なネットワークを活かし、相続・贈与・事業承継対策のために複合的な資産コンサルティングを実現しているのもジェイエスケーの特徴だ（上図参照）。これによって、顧客一人ひとりに適切な相続提案を行うことを可能にしている。
さらに上能代表は、税理業務におけるセカンドオピニオンの大切さを強調する。
「セカンドオピニオン制度は現在の顧問税理士との良好な関係を保ちながら、別の税理士の意見を聞き、最善の決断へ導く制度です。重大な意思決定を下す際に、一人だけの専門家のアドバイスでは判断がつかないことは往々にしてあります。そんなとき、ぜひ当社へ相談してほしいと願っています」
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