品行方正&超優秀な会社を「息子」に迎え
ヤマウ(5284)の未来はチョー明るい!?M&Aで成長戦略を描くコンクリ2次製品メーカー

【第17回】2012年7月5日公開(2012年8月13日更新)
鮎川 健

お値打ち価格で手に入れました

 では、開成工業の価値はいかほどか? これも先ほどのリリースで調べてみましょう。

 発行済株数:3984株

 1株純資産:11万8783円86銭

 1株当期純利益:6280円

 そして全株式の取得価額:1億円

 とあります。

 それではこの子会社、これらのスペックを基に電卓をたたいてみます。

 1株の取得額:2万5100円(1億円÷3984株)

 この取得額ベースによると、開成工業の株価指標は、

 PBR:約0.21倍(2万5100円÷11万8783円86銭)

 PER:約4倍(2万5100円÷6280円)

 要するに、ヤマウが開成工業を子会社化にするために支払った対価1億円は、

財務内容的な視点(PBR)から見れば、原価のたった約5分の1であり

収益内容的な視点(PER)から見れば、たった4年でペイする

 という実は破格のバーゲンプライスであったことはご家庭のリビングで3分もあれば算出可能です! こんな会社、アタシもほしい!

 そんな品行方正優秀激安孝行息子の開成工業、今期よりヤマウの連結業績に全面的に寄与します。前期比較で、総売上は26%増、純利益においては実に61.5%上乗せの業績予想。

 ヤマウは生き残りの策、利益の糧、そして成長の手法としてM&Aを選択した、と私は考えます。

次のページ

もちろんリスクはございます

TOP