品行方正&超優秀な会社を「息子」に迎え
ヤマウ(5284)の未来はチョー明るい!?M&Aで成長戦略を描くコンクリ2次製品メーカー

【第17回】2012年7月5日公開(2012年8月13日更新)
鮎川 健

不当な市場評価が株価の大きなリスク

 こんないいことづくめなヤマウ、なのに、PERは4倍届かず、PBRは解散価値を大きく割り込むという極めて不当な市場評価。

 やっぱりなんか裏あるんちゃうの? 

 それではヤマウのウィークポイントです。

河川や砂防、道路などに用いる擬岩ブロック製品「がんちゃん」 5種類の自然石模様を用意

 同社は公共事業の依存度が非常に高いため、売上が後期に集中する傾向にあることからどうしても前期は必要経費等の費用負担が先行し、序盤は赤字決算とならざるを得ない収益システムとなっております。そこのところは株価の評価におけるリスクとなるでしょう。

法面(道路建設などの切土や盛土で作られる人工的な斜面)を保護するブロック「がんばるくん」

 と言ってる間にビッグニュースが飛び込んできました。6月29日、国土交通省は整備新幹線で未着工となっていた3つの区間の着工を正式に認可しました。

 その中の一つが九州の長崎-諫早間、さらにこれにあわせてすでに認可済みだった九州の武雄温泉ー諫早間が新たに新幹線のフル規格で整備されることになり、再認可されたとのことです。

 3つの区間の総事業費は約3兆円、お膝元九州の地でいったいどれほどのコンクリートが使用されるのか……。

 レース前半は後方待機、されどラストの直線で一気にごぼう抜き! 典型的な追い込み馬ヤマウ、最終ストレートの爆発力に夢を託すか!?

 当然、のるかそるかは自己責任で!

本稿の執筆者:研究員No.4
<日本海の荒波が育てた低位株王>鮎川健さん

個人投資家歴13年、妻子持ちのアラフォー・リーマン。独自の銘柄研究の末、低位株に特化した投資スタンスを確立。 10倍に上がる株(テンバガー)を3回ものにしたばかりか、なんと20倍株をもゲットしてフェラーリもマイホームもキャッシュで購入した(!)、まさに低位株の王様。 「ダイヤモンドZAi」の連載記事では小倉優子の先生を務め、実際に身銭を切って仕込んだ低位株を見事利食い、成功へと導く。数多くのマネー雑誌にも登場、実際に株価数倍の暴騰を遂げた注目銘柄は数知れず。「個人投資家が見習うべきは、バフェットよりこの人!」「低位株の神様」と評される。著書に『テンバガーを探せ!  10倍儲かる低位株投資術』(ダイヤモンド社)

 

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