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2022年の確定申告では、スマホ&「e-Tax」の利便性が大幅アップ!「e-Tax」で申告する際の「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」のメリット・デメリットも解説!

発売中のダイヤモンド・ザイ2022年3月号は、この時期恒例の特集「スマホ&パソコンの画面を完全攻略!【確定申告】(2022年3月提出分)」を掲載! 今年もいよいよ確定申告のシーズンが近づいてきたが、この特集では「確定申告をするとトクするのはどんな人か」や「スマホで確定申告をする方法」を紹介。ほかにも「ふるさと納税をした人」「株や投資信託で儲けた人&損した人」などのケース別に、具体的な確定申告の手順を詳しく解説している。

今回はこの特集から「e-Tax」をするための手順や、2022年の確定申告でe-Taxを利用する際、知っておきたい変更点などを解説!
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確定申告書はパソコンやスマホで作成し、e-Taxで提出しよう!
2022年の確定申告から、e-Taxの利便性がますますアップ!

確定申告書の作成はスマホやパソコンがラク!

 確定申告で申告書を作る際、まず記入の方法として「手書き」と「パソコン」「スマホ」がある。パソコンやスマホで申告書を作成する場合、国税庁のウェブサイトにある「確定申告書等作成コーナー」にアクセスする。数字を入力していくと、自動計算で税額や還付金などが算出されるため、自力で計算しなければならない手書きでの記入に比べると、圧倒的にラクだ。

 さらに重要なのが、申告書の提出方法。おすすめは、ネット経由で提出する「e‐Tax」だ。24時間いつでも提出可能で、印刷・郵送や税務署への持参に比べて、手間もコストもかからない。還付金も、紙で提出するより早く受け取ることができる。

e-Taxの利便性が向上!

 e‐Taxは年々、利便性が向上している。特に、令和4年の確定申告(令和3年分の確定申告)では、大きな変化があった。一つ目は、スマホでついに株や投資信託などの申告が可能になったこと(※特定口座のみ)。特定口座での株や投資信託の取引に関する申告は、従来スマホからはできなかった。しかし、それが今回から可能になり、損益通算もできるように。また、米国株などの配当金がある人は「外国税額控除」もOKだ。

 第二に、データの“自動入力”が進化した。たとえば「ふるさと納税」サイトが発行する証明書データを読み込めば、自治体ごとの入力が不要になる。また、スマホ申告の場合は、源泉徴収票をカメラで読み取って、自動入力することも可能になった。
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 第三に「マイナンバーカード方式」が使いやすくなった。e-Taxには、マイナンバーカード方式と「ID・パスワード方式」の2種類がある。マイナンバーカード方式を利用するには、事前にマイナンバーカードの取得が必要。ID・パスワード方式は、税務署に出向いてIDとパスワードを発行してもらうことで、e-Taxができる。

 今回変更されたのは、マイナンバーカード方式でパソコンからe-Taxをする際に、ICカードリーダライタが不要になった点。代わりにスマホを利用できるようになり、利便性が増している。
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申告書の作成は、スマホもパソコンに負けず劣らず便利に!
提出時は、マイナンバーカード方式なら家にいながら完結!

 ここからは、申告書を作成する場合に、パソコンとスマホでそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるか。また、e-Taxを行うときに、ID・パスワード方式とマイナンバーカード方式とで、どのようなメリット・デメリットがあるかを比較していこう。

 まずは、スマホを使うか、パソコンを使うか。スマホは手軽だが、特定口座以外の株・投資信託やFX、事業所得・不動産所得などの申告は、依然としてスマホではできない。ただ、パソコンで申告できる範囲とスマホで申告できる範囲の差はぐっと縮まっている。今や両者の差はあまりないと言っていいだろう。

 続いてe-TaxのID・パスワード方式とマイナンバーカード方式では、どんなメリット・デメリットがあるか。申告できる範囲はどちらも同じ。違うのは、必要な事前準備だ。ID・パスワード方式は、一度税務署に出向かなければならないのがネック。しかし、手続き自体は簡単で、IDとパスワードを受け取った後は、すぐに申告書の作成に入れる。マイナンバーカード方式は、家にいながらすべて完結するのが魅力で、コロナ禍再燃の懸念がある現在、その意味は大きい。一方で、申告書の作成に入るまでのステップがやや多いのは、デメリットだ。

 なお、マイナンバーカードをまだ持っていない人は、申請後、自治体の窓口に受け取りに行く必要がある。発行に時間がかかることにも注意しよう。現状、申請から交付まで1カ月ほどとされている(住んでいる地域による差もある)。

 結論としては、“面倒がない”ID・パスワードか、すでにカードがあるなら“外出不要”のマイナンバーカード方式か、自分に合ったほうを選ぶようにしたい。
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