豊田工業大の工学部
82年偏差値41→23年65

 下表が工学系学部における42年間の偏差値推移だ。私立大学で42年間で最も伸びたのは、愛知県名古屋市にある豊田工業大学。1982年に41だった偏差値が2023年には65まで伸び、中部エリアの私立大理系で最難関となっている。なぜこれほどまでの驚愕的な伸びを見せたのか。

 豊田工業大は、もともとトヨタ自動車が社会貢献活動の一環として1981年に創設した単科工業大学で、当初は社会人向けだった。それが今では一般学生からの受験人気が高い。なぜなら教育内容も設備も充実していながら、学費が国立大学とほぼ同額と安い。そして有名企業への就職実績が抜群に高いのである。

表の見方
〈偏差値について〉
・表中の偏差値は、各年の「進研模試」(高3生・高卒生対象 総合学力マーク模試・6月/大学入学共通テスト模試・6月)を基に算出された、翌年度入試における大学の合格目標偏差値。
・合格目標偏差値は「B判定値」を掲載。合格可能性60%以上80%未満のラインで、現役生の受験が多い進研模試では、B判定値を基に指導を行う学校が多いため。
・学部の偏差値は原則として、同模試で利用されている学部の代表値。基本的に国公立大学は前期日程(後期日程しか入試がない場合は後期日程)、私立大学は一般入試。
・学科の偏差値は上記の学部偏差値の原則に準じ、代表的な入試日程・方式を採用。学科によっては複数の学科系統が対象になっている。
・「─」はデータなし、または不明。
・学部名・学科名は原則として、進研模試の表記に従っている。
・基本的に国公立大学と私立大学では、入試科目の違いにより集計方法を変えて偏差値を算出しているため、単純比較することはできない。
・大学進学率が上がり、進研模試の受験者数も増加しているため、偏差値50の意味合いが20~30年前と現在では異なる。
・掲載対象は、有名大学を中心にダイヤモンド編集部が選出。夜間や二部などのコース、偏差値の出ない特殊な学部などは基本的に除外。合併、統合や名称変更を行った大学の学部などは、連続性が認められる場合は掲載。
・調査・協力:ベネッセコーポレーション

Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda, Graphic:Daddy's Home

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