工学系学部の偏差値は42年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、工学系学部の偏差値について42年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#36では、全国106学部の偏差値リストを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
全国の工学系106学部
42年間の偏差値推移を大公開
理系の学部には、理学系、工学系、農・水産学系、医学系、歯学系、薬学系などがある。#36で取り上げるのは工学系で、機械工学系、電気・電子・通信工学系、情報工学系、建築・土木・環境工学系、応用化学系、応用物理学系、鉱物・資源工学系、金属・材料工学系、商船学系、船舶・海洋工学系、航空・宇宙工学系、原子力・エネルギー系、経営工学系、生物工学系、デザイン工学系などの学科で構成されている。
理学系が自然現象の法則などを研究して理論的に解明するのに対し、工学系はその理論を応用した技術などを研究して、ものづくりなど社会に役立てるものだ。
募集人員数や志願者数で見ると理系の中で最も規模が大きく、また10年前と比較して伸びている。就職を意識した実学人気も取り込んでいる。
ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、工学系学部の偏差値について42年間の推移が分かる早見表を作成。次ページでは、全国106学部の偏差値リストを大公開する。