優待+配当利回りが8%超の銘柄も!
4月の注目優待銘柄を紹介!

【第84回】2013年4月3日公開(2016年7月14日更新)
ザイ・オンライン編集部

過去のチャートで、権利落ちとそこからの戻りを見ておこう

 ところで、優待投資でコワイものの1つと言えば、「権利落ち」だろう。銘柄や買ったタイミングによっては、優待や配当をもらっても元が取れない場合もある。とは言え、しばらく待てば買値に戻って、そこからまた上昇していく銘柄も少なくない。

 そこで見ておきたいのが、過去の値動きだ。もちろん、半年前や1年前と今では相場環境が大きく異なるため、単純に株価での比較はできない。だが、優待人気の高い銘柄では、権利確定日の前後で毎回似たような動きをする場合も多いので、あらかじめ過去の権利落ちとそこからの値動きを見ておけば、たとえば権利落ち日に大きく下がったとしても、慌てて売らないで待っていることができる。

 そのために活用したいのが、ネット証券各社のチャート機能だ。チャートを使うといっても、テクニカル指標による分析などではなく、とりあえずは過去のチャートをよく見るだけでOK。

 ただし、銘柄情報のページで見られるシンプルなチャートでは、細かい値動きや任意の期間のチャートまでは表示できないことも多い。ネット証券によっては、別ウィンドウなどでさらに詳細なチャートを用意している。下の2つの画面は、上がマネックス証券、下が楽天証券の詳細な株価チャートだ。同じ銘柄、同じ期間でも、証券会社によってかなり違った見え方なのがわかるだろう。さらにトレードツール(無料の場合が多い)を利用すれば、複数の銘柄の詳細なチャートを表示することもできる。

 そうしたチャートを利用して、前回あるいは前々回の最終売買日以降にどういう値動きをしたのかを確認しておくとよいだろう。また、優待銘柄でも長期の値動きを知っておくことも大切。日足だけでなく、週足、月足のチャートも見ておきたい。

上はマネックス証券、下は楽天証券のチャート機能。どちらもヤーマン(6630)の過去チャート2012/04/01~2012/09/30を表示させたところ。カーソルを合わせて、任意の日付の株価を確認することが可能。チャート画面で、マネックス証券は「拡大表示(Active Chart)」を、楽天証券は「テクニカルチャート」クリックすると表示できる。

 最後に、4月の権利確定日と権利付最終売買日を確認しておこう。権利確定日は4月30日(火)で、最終売買日は24日(水)となる。欲しい銘柄は最終売買日までに必要単元を購入しておくこと。祝日を挟むので間違えないように!

(構成・文/肥後紀子)
 

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過去の「権利落ち」は株価チャートでチェック!

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