総合力が評価され大手企業からパートナーに選ばれる
2024年12月に発表された政府の「第7次エネルギー基本計画」では、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)の進展により、電力需要が増加し、新たな脱炭素電源の確保が不可避であると指摘している。
「当社が貢献できる余地もまだまだ大きいと考えています」と語るのは、ブルースカイソーラー取締役の上原美樹氏だ。同社は再生可能エネルギー(再エネ)事業を手掛けるブルースカイホールディングスの一員で、太陽光発電の開発や運用に特化した企業である。
FIT*がスタートしたのは12年だが、その前の09年から太陽光発電に取り組んできたパイオニアであり、開発実績も24年12月末時点で低圧から特別高圧まで426件、318メガワットと、国内トップクラスだ。
* FIT(Feed-in Tariff)とは、再生可能エネルギーで発電された電力を、一定期間、政府が定めた固定価格で電力会社が買い取る制度

ブルースカイソーラーの大きな特長は、発電所の開発からO&M(運転・保守)、さらにはアセットマネジメントまでワンストップで手掛けることだ。