ネット証券のスマホアプリで
便利な機能を見つけた!(マーケット情報編)

2013年8月26日公開(2019年10月10日更新)
ザイ・オンライン編集部

 ネット証券各社のスマートフォンアプリは日進月歩の進化をとげている。

 5月には、岡三オンライン証券がiPhone向け日本株取引専用アプリ「岡三ネットトレーダースマホ」の提供を開始。6月はカブドットコム証券が新アプリ「kabu.com for iPhone/Android」をリリースした。また、エイチ・エス証券が「スマ株」に「クイック注文機能」を搭載。松井証券は「株touch」でも手数料無料の「一日信用取引」が利用可能になった。

 そこで今回は、株価ボードとマーケット情報に関する機能に絞り、各社の日本株が取引できるスマホアプリをチェックした【図表1】。

【図表1】 各ネット証券の最新日本株アプリ(マーケット情報編)

証券会社/
アプリ名
株価ボード 指標 ニュース
登録銘柄数 PC同期 国内 海外 為替 銘柄限定

配信元

SBI証券
SBI株取引
1000 ロイター
岡三オンライン証券
岡三ネットトレーダースマホ
2000 ロイター、時事通信社
カブドットコム証券
kabu.com for iPhone/Android
180 (NYダウのみ) ロイター、株式新聞、フィスコ、
kabu.com投資情報室
GMOクリック証券
iClinck株
1000 日本証券新聞、ダウ・ジョーンズ、
適時開示、TIW企業レポート
松井証券
株touch
400 株式新聞、モーニングスター
マネックス証券
マネックストレーダースマートフォン
900 株式新聞、日経QUICK、
四季報速報、 レーティング情報
ライブスター証券
livestarS
600 株式新聞、モーニングスター、
適時開示、EDNET
楽天証券
iSPEED
1000 ロイター、フィスコ、株式新聞、
四季報速報、ラジオ日経

 

株価ボードは1000銘柄超+PC同期

【図表2】「岡三ネットトレーダースマホ」の株価ボード「マイリスト」。チャートや4本値、PERなどの指標まで、マイリスト内でチェック可能。

 証券会社のサイトや取引ツールには、自分なりにチェックしたい銘柄を登録しておく「株価ボード」がある。

 スマホの株価ボードは、今や4社のアプリで1000銘柄超の銘柄が登録可能だ【図1】。「岡三ネットトレーダースマホ」では2000銘柄が登録できる。

 ただ、登録銘柄数が多いといってもスマホでいちいち登録作業をするのは、けっこう面倒くさい。パソコン側の株価ボードと自動的に同期してくれる機能を持っているのが、「岡三ネットトレーダースマホ」や「iClinck株」(GMOクリック証券)などだ。

 「岡三ネットトレーダースマホ」は、同期機能に加え、各銘柄のチャートや価格情報が株価ボード内で見られたり、銘柄をタブで分類できたりと、使い勝手がいい【図表2】。

楽天証券の「iSPEED」は、8月15日にバージョンアップし、株価ボードの登録銘柄数が100銘柄から1000銘柄に増えた。パソコン側サイトの「お気に入り銘柄」と自動同期が可能だ。

 

【図表3】エイチ・エス証券の「スマ株」では、国内外の指標、為替の種類が豊富。日米国債の長期金利も表示可能だ。

国内外の指標をチェック

 株取引をする人にとってもグローバルな金融市場の動向は重要だ。日本国内だけでなく、海外の株式市場、商品市場、為替の値動きがわかる指標をたくさん備えたアプリも登場している【図表1】。

 新アプリ「岡三ネットトレーダースマホ」は情報が充実しており、国内外の指数、業種別指数、為替から経済指標までチェックできる上に、簡易チャートや、4本値などの価格情報も表示できる。

 また、エイチ・エス証券の「スマ株」では、よくニュースでも話題になる「VIX指数」や、日本市場に影響を与える「上海総合指数」もチェックが可能だ【図表3】。

ニュースが読みやすいアプリはどれ?

【図表4】銘柄の右に表示されたマークは、「TD」が適時開示情報、「ED」はEDINET発表開示書類、「N」はニュースを示す。その他アナリストレポートもある。

 各社スマホのニュースの読みやすさには、意外に差がある。

 ユニークなのはエイチ・エス証券だ。ログイン前の画面で、株関連(モーニングスター)と一般のニュース(毎日新聞)が読める。会員でなくても読めるので一度アクセスしてみては。

 ニュースには、市況全般の記事もあれば、個別銘柄に関する記事もある。

 たとえば、「ソフトバンクのニュースが読みたい」という時に、個別銘柄に限定したニュースが見られないアプリもある。【図表1】の「銘柄限定」欄では、個別銘柄のニュースに限定して見られるアプリに「○」をつけた。

楽天証券の「iSPEED」のニュースは、ニュースの中でもさらに絞り込みが可能。「国内株式」「為替/金利」「アジア市況」「米国市況」「欧州市況」「債券」に分類して表示できる。

【図表5】投資のテーマ、セクター、個別銘柄、レーティングなどレポート満載。

 「iClick株」(GMOクリック証券)では、株価ボード「ウォッチリスト」の中にニュースや適時開示情報が出たことを示すマークが表示される【図表4】。赤字は24時間以内、青字は1週間以内の情報を示す。

 「岡三ネットトレーダースマホ」では、会員向けPCサイトで読める「投資情報局」のレポートが、スマホでもチェック可能だ【図表5】。

 テーマ株、スポット情報など読みごたえ十分だ。

 ネット証券が提供するスマホアプリは、基本的に無料で利用できる。機能の優れたアプリをスマホに入れて、モバイル環境を充実させよう。
 

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