女の子が現実とは違うビジュアルへと自分を加工する技術。これを「盛り」という。スマホなどで写真を加工することはいまや珍しくないが、ここでいう「盛り」はもっと奥が深いものだ。デジタルの加工技術だけでなく、メイク道具を駆使してビジュアルを手作りすることも含まれる。日本の女の子たちはみな流行の装いをして、一見そっくりに見える。だが彼女たちにおしゃれを頑張る理由をきくと、意外にも「自分らしくあるため」と答える。一見「均一」にみえる彼女たちが「個性」を口にするのはなぜか。
続きを読む女の子の「盛り」をナメてはいけない!メイク、SNSの美意識とは
『「盛り」の誕生 女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』
会員限定