「有名人になりたい10代に爆発的に普及」

Abema TVのTikTok「今日好きダンス」の様子

「インスタ映え」のブームは去り、次は「動画自撮り」の時代がやってきそうだ。

 最大15秒の動画を、多彩なエフェクトを使って、提供されている音楽に合わせて自撮りでアップできる「TikTok(ティックトック)」というアプリが10代の間で大ブレイクしている。

 TikTokを見てみると、ダンスをしたり、簡単な身振りをしたりする中高生の数秒の動画が「おすすめ」としてどんどん流れてくる。投稿するユーザーも、提供されている歌やダンスに合わせて動画を撮るだけでコンテンツとして成立するため、投稿のハードルが非常に低く、FacebookやInstagramと比べて、見るだけでなく自身で投稿するユーザーが多いのも特徴の一つだ。

 TikTokのMAU(月当たりのアクティブユーザー数)は世界全体で5億人、そのうち6割は投稿もしているとされる。日本では、10代の女子中高生がメインユーザーで、なかには小学生や未就学児もいる。「一緒に撮ってくれる相手もいらず、素敵な場所にわざわざ行かなくてもいい。一人で、自宅で“盛れ”て、テキストすらいらず、何も考えなくても投稿できるため、有名人になりたいと考えている10代を中心に爆発的に普及した」とITジャーナリストの高橋暁子氏は説明する。