米国でMMTと呼ばれる理論が話題になっている。「自国通貨で借りている財政赤字は紙幣を印刷すれば返せるのだから巨額でも構わない」というものだ。筆者は財政赤字容認派であるが、それでも無条件の財政赤字容認論には危うさを感じている。

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