OODA(ウーダ)というフレームワークへの関心が高まっている。もともと、戦闘パイロットが実戦に備えるための状況認識や意思決定などのフレームワークだったが、いまでは変革やイノベーションのツールとしてビジネスや政治などにも利用されている。しかし、知識創造理論の野中氏と元陸上自衛隊の三原氏によると、OODAはあくまで個人の「状況適応能力」を開発するツールであり、サムシングニューの創造を約束するものではないという。OODAにまつわる誤解を正すとともに、いかに活用するかについて議論する。
続きを読むOODAは
知識創造モデルではない
軍事戦略の研究家と実践者がその核心を解説する
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