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新型肺炎は習近平にとって統治危機か、それとも正統性強化の契機か?

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習近平総書記は新型肺炎を政権発足以来、最大の統治危機として認識している。最も重要な政治会議の一つである3月の全人代を延期する予定であることからも、如何に習近平が新型肺炎対策を重視しているかが分かる。ただ、その発言や施策を観察すると、全ては中国共産党の正統性の維持と強化のためであることが透けて見えてくる。

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