「起業」というと、カリスマ的な人が「あらゆるリスクを覚悟した上で行う、一世一代の大勝負」というイメージを持つ人が多いと思われる。が、著者が提唱する「地味な起業」は、そういった「派手な起業」とは正反対の働き方といえる。「地味な起業」とは、普通の人がコツコツ仕事をこなしながら経済的に自立していく働き方のことだ。ポイントは、世の中にあふれている「地味な困り事」に着目することである。

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