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下げ止まらない原油相場、米国・世界景気のリスク要因に

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原油相場の底が見えない。米国産原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は3月20日に1バレル当たり19.46ドルと、18年ぶりの20ドル割れとなった。1月8日には、米国とイランの軍事的緊張の高まりを背景に、WTIで65.65ドルの高値を付けていた。しかしその後は、米国とイランとの対立深刻化への警戒感は後退し、暖冬や景気減速の影響による石油製品需要の伸び悩みや在庫の高止まりが明らかになった。

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