「このまま今の仕事を続けていいのか…?」
「職場が不満だらけ」「年収が低い」「将来が見えない」理由はさまざまあれ、「転職」を考えたことのある人は多いだろう。しかし転職は大きな決断ゆえの「迷い」がつきもの。「失敗リスクが怖い」「やりたいことがない」「転職先が見つからない」など、一歩を踏み出す勇気が出ないものだ。
実は転職は人生の一大イベントにせず、“毎日ちょっとずつ考える”くらいが一番うまくいくんです」と語るのは、7回の転職で年収を6倍にした外資系うさぎのちょこさんだ。コネ無し、スキル無し、英語も苦手だったにもかかわらず、「年収と納得感の“両取り”」をし続けてきた秘訣とは何か? 今回は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の中から、「うまくいくための転職の仕方」を紹介する。

「今は忙しいから転職は考えない」←この考え方が“100%ダメ”な理由、わかりますか?Photo: Adobe Stock

「常に10%」でゆる転職

 転職では、エージェントから突然連絡が来て、「大手事業会社の企画職の中途採用が数年ぶりに再開されたのですが、よろしければ応募されますか?」と打診を受ける、なんてこともあります。

 その場で「ちょっと興味があるので詳しいお話を……」と、最新の職務経歴書とともに連絡を送り返せる人と、「えーっと、今すぐはちょっと……」と回答を保留にしてしまう人とでは、長い目で見ると、その後のキャリアの選択肢の幅が大きく変わってしまいます。

 チャンスは、準備している人のところにしか届きません。

 そんな未来をつくるためにも、「常に10%」でゆるく構え、周囲に対しても「常に準備している人」として見てもらえるような行動を継続することが大切なのです。

「準備が間に合わない」を防ぐために

『ゆるサーチ』の構えを持つことで、いざというときに「準備が間に合わない」状態で急に迫られて転職の決断をしなければならない、なんて状況を避けられます。

 逆に言えば、この構えがないと、せっかくのチャンスが目の前にあっても、それに気づくことすらできなかったり、手を伸ばそうと思ってもすでに時間切れになっていたり、なんてことになってしまうかもしれません。

 このように、「いざ転職を考えたときに余裕を持ってチャレンジできる」というメリットもあるのですが、実はそれ以上のメリットがあります。

 それは「いざというときの備えがある」というだけで、今の職場や働き方に対して、冷静で客観的な視点を持てる、ことです。

 結果として、「今の職場で頑張る」「転職してより良いキャリアを手に入れる」を常に比較しながら日々の仕事に取り組むことができるようになります。自然と、「今、自分は何をすべきか」をより解像度高く考えられるようになるのです。

(本記事は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の一部を調整・加筆した原稿です)