前回の当欄は「当面の妥当株価の上限に近く、注意が必要な時期に差し掛かっているとみる」と結んだ。日経平均株価は6月8日に2万3178円の高値を付けてそこからやや下落したものの、下値は日本銀行と海外勢が買い、上値は個人投資家が売るという状態になっている。

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