声の大きい人や自信にあふれた人が「強い者」として胸を張る。そして、マジョリティという「数の力」が物事の優劣を決める。そんな時代が終わろうとしているかのように、権威ある立場の人たちが失脚していく様子を目にする。そうしたなか、「強くありたい」と誰もが願った時代の終焉を象徴するかのように、2021年3月、出版された一冊の本がある――『マイノリティデザイン 弱さを生かせる社会をつくろう』(ライツ社)。本書の冒頭にはこんな一節がある。「あなたが持つマイノリティ性=『苦手』や『できないこと』や『障害』や『コンプレックス』は、克服しなければならないものではなく、生かせるものだ」。コピーライターであり、世界ゆるスポーツ協会代表理事である、著者の澤田智洋さんにその真意を聞かせてもらうと、ダイバーシティが叫ばれる現代に、本書が生まれた必然性が見えてきた。
続きを読む多様性の時代に「マイノリティデザイン」という考え方が生まれた理由
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