新年度に入り、中学受験を目指す新小学6年生たちの戦いが本格化した。コロナ禍で揺れた2021年入試では、受験塾関係者の多くが前年よりも受験者数の減少を予想していた。ところが、首都圏の受験者数は前年を超え、受験率は09年に次ぐ過去2番目の高さ。東京都の受験率は10年ぶりに30%を突破した。片や、関西の塾関係者は、この首都圏の中学受験ブームが「22年入試では西にも波及する」と予想する。コロナ禍の影響で、学校選びが格段に難しさを増す中、後悔しない中高一貫校はどこか。中学受験以上に過熱する小学校受験の最新事情や、時代の変化に負けない子どもに育てるための幼児教育法を含めて、明らかにする。

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