前経済産業相の菅原一秀衆院議員(自民・東京9区)の公設秘書が選挙区の有権者に香典などを渡していた問題で、東京地検特捜部がこれとは別に菅原氏が選挙区内の夏祭りなどで主催者側に「祝儀」名目で現金を配った疑いがあるとして、任意で事情を聴いていたことが明らかになった。香典などを巡っては、菅原氏が秘書らを通じて現金や有価物を有権者に渡していたとして公職選挙法違反容疑で特捜部の聴取を受けたが、不起訴(起訴猶予)となっていた。その後、検察審査会が「起訴相当」と議決し、特捜部が再捜査していたが、果たして立件される可能性はあるのだろうか。
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