今年の3月、ESG経営を推進してきた仏ダノンのエマニュエル・ファベールCEOがアクティビストによって解任させられた。短期的な利益と長期的なESGへの取り組みの両立は難しいといった論調の報道が散見されるが、楠木建 一橋大学教授は「ESGに取り組んでいるのに業績が問われるのであれば、そもそも本業に問題がある」と辛辣だ。

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