
2022.11.4
経営者・従業員・株主がこぞって豊かになる「三位一体の経営」とは?
楠木建 一橋大学教授が「経営の王道がある。上場企業経営者にぜひ読んでもらいたい一冊だ」と絶賛! 刊行から2年が経っているにもかかわらず、いまだに経営者界隈で話題が尽きない本がある。『経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の…
慶応義塾大学経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。大学卒業直後から経営コンサルティング業界に入る。アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)、コーポレイトディレクション(CDI)のパートナーとして、20年弱にわたり幅広い業種の経営コンサルティングに取り組む。クライアントとともに優れた戦略を立案・実行することで企業価値が大きく向上し、結果として株価が上昇することを数多く経験。「働く株主(R)」のコンセプトを考案し、2005年に投資助言会社を設立。投資先企業の経営者と一緒になって企業価値向上のために汗をかくというスタイルで圧倒的な投資パフォーマンスを生む。2013年にみさき投資を設立し、現職。みさき投資はそのユニークな投資スタイルと圧倒的な投資パフォーマンスによって、米国ハーバード・ビジネス・スクールの教材にもなっている。
ウォール・ストリート・ジャーナル、フィナンシャル・タイムズ、ブルームバーグ、ロイターほかメディア出演多数。著書に『投資される経営 売買される経営』、共著に『ROE最貧国 日本を変える』『経済学は何をすべきか』(すべて日経BP)がある。独立行政法人経済産業研究所 コンサルティングフェロー、日本取締役協会 独立取締役委員会委員長。
2022.11.4
楠木建 一橋大学教授が「経営の王道がある。上場企業経営者にぜひ読んでもらいたい一冊だ」と絶賛! 刊行から2年が経っているにもかかわらず、いまだに経営者界隈で話題が尽きない本がある。『経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の…
2021.11.10
GAFAは年間2~4兆円分の自社株式を従業員に譲渡している一方で、日本企業は従業員の給料を犠牲にしてROAを維持している――。そんな衝撃的な事実から、私たちは何を学べるだろうか。
2021.11.8
日本企業は、配当性向を平均値である30~40%の間に設定しているところが多い。そのような企業の経営者は「平均と一緒だから問題ない」と考えていると思われるが、そこには重要な視点が欠落している。その「視点」とは、それがなければ「投資の対象…
2021.11.5
今年の3月、ESG経営を推進してきた仏ダノンのエマニュエル・ファベールCEOがアクティビストによって解任させられた。短期的な利益と長期的なESGへの取り組みの両立は難しいといった論調の報道が散見されるが、楠木建 一橋大学教授は「ESGに取り組ん…
2021.11.3
投資家は、株価が上がらないと困りますので、どうすれば上がるかを日々考えています。この「投資家の思考と技術」を経営に組み合わせていくことによって、株式価値が上がり、それをみなで享受し、経済的に報われていく。それが「三位一体の経営」な…
2021.11.1
超過利潤が出ていれば、投下資本は丸々と太っていく。それが逆だったら投下資本はやせていきます。しかし、儲かったがゆえに投下資本が太り過ぎ、それを放置してしまうと複利の水準が自然と低下してしまいます。
2021.10.29
日本企業は、せっかく取ったリスクに比べて、取れたリターンも低い。また取ったリスクに見合うリターンも上げていません。データを見ると、そういった事実が見えてきます。
2021.10.27
ROEは短期投資家のためのロジックだと言う方が多いのですが、これは私からすると絶望的事実誤認です。高いROEを長期間維持することこそ、みなで豊かになる道にほかならないのです。
2021.10.25
ROAの推移を見てみると、3.5%と非常に低いレベルで安定をしています。その裏で、労働分配率がどんどん下がっています。従業員のみなさんへの分配を減らしながら、なんとかROAをキープしているということがわかります。
2021.10.22
「サステナビリティ」という言葉がバズワードになって久しいが、「できることなら何もしたくない」とさめた目で見ている人は多いのではないだろうか。ゴールドマン・サックス証券でSDGsやサステナビリティの啓発活動をしている清水大吾氏は「社会に…
2021.5.17
SHOEIはプレミアムヘルメットの世界で圧倒的なシェアを誇るグローバルNo.1企業です。いまでこそ、このポジションを不動のものとしていますが、約35年前には会社更生法を申請した会社でもあります。倒産という最も厳しい時期を乗り越えてこられた経…
2021.4.22
60年代の飲食業を外食チェーンビジネスに発展させるためには、莫大な投資が必要でした。さて、どうやってそのお金を調達したらよいでしょう。当時のロイヤル株式会社は、上場などしていません。結局銀行から借り入れるしかないのですが、当時は「飲…
2021.4.21
「事業経済性」という、あまたある事業の儲けの構造をたった4つに分類するパワフルなフレームワークがあります。それだけでもすごいのですが、事業経済性を使えば、儲けの構造だけでなく「競争の構図」や「戦略の骨格」さえも、ほぼ自動的に決まっ…
2021.4.16
株式市場の鬼っ子のような存在だったアクティビストはいま、どんどん進化しています。この流れをきっちりと押さえ、本質的な対応方針を立てておかなければ、「みなで豊かになる経営」への道筋を攪乱されかねません。
2021.4.15
米国企業の配当方針はバラバラでゼロという会社がたくさんあっても、その脇では自社株買いを十分に行っていて、多くの会社の総還元性向が100%を超えています。これは「自社株式というものは、実は大変良い投資対象なのだ」という、日本ではまだあ…
2021.4.14
ヤマハ株式会社の中田社長は、ついこの前までわずか2%程度だった営業利益率を12%程度まで劇的に引き上げた立役者です。時価総額も就任前の2000億円規模から、いまや1兆円規模に。指名委員会制度をうまく使って、「眠れる獅子」を呼び覚ました興味…
2021.4.9
ヤマト運輸が宅急便事業を始めたころの話です。実質的な創業者である小倉昌男さんの『小倉昌男 経営学』という本に、障壁構築にまつわる要素、たとえば独創的な事業仮説が生まれた背景や、仮説をバックアップするためのロジックと調査、そして周り…
2021.4.8
一般的に軽い方がよいとされている在庫。しかし、トラスコ中山は40万点を超える在庫などに莫大な投資をしています。その逆説的なリスクテイクは、いまのところ業界平均以上の利益率につながっています。なぜでしょうか。
2021.4.7
小さな取引を一つずつ積み重ねていかないといけない眼科分野は、そのままでは非効率で儲かりづらい分野。にもかかわらず、参天のMR一人当たりの売上高は3.3億円と、他の国内大手製薬会社と比べてもダントツに高い水準です。なぜでしょう。
2021.4.2
中小企業のIT市場は、顧客となる会社の数こそ多いのですが、営業やサービスなどで手間暇がかかる割には顧客当たりの売上規模が小さい、という特性があります。にもかかわらず大塚商会の創業社長は、このセグメントに対して網の目のような支店網を築…
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