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「成功した人の本」より「失敗した人の本」を読む方が人生の参考になるワケ

成功した人の話を読むと、爽快でスカッとする。だけど、たいていの人は、天才ではないし、すごい人間でもない。ダメな部分を抱えて、悩んだり失敗したりしているのが大多数の人間だ。だから、本当に人生の参考になるのは、たくさん失敗をしたことのある「ダメ人間」について書いた本だと思う。「元・日本一有名なニート」としてテレビやネットで話題となった、pha氏。約100冊の独特な読書体験をまとめた著書『人生の土台となる読書』を上梓した。「本は自分と意見の違う人間がいる意味を教えてくれる」など、30個の「本の効用」と共に紹介する。

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