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ウクライナは中国、トルコも絡む「多極ゲーム」?ロシア研究の第一人者が考える“現実解”

下斗米伸夫・神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授インタビュー(後編)

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ウクライナ情勢をめぐる米国・NATOとロシアの対立を、下斗米伸夫・神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授は、ウクライナを舞台に米国とロシアによる核管理とヨーロッパの安全保障を含めた国際秩序の作り直しとみる。だが双方が軍事力を誇示して相手に譲歩を迫るチキンゲームのような展開は、中央アジアの民族やイスラム勢力も絡んで偶発的な衝突となり、さらに戦線が一気に拡大する恐れがある。下斗米教授は、ウクライナのNATO加盟は20年間の猶予期間を置き、東部2州の分離派支配地域はフィンランドやスウェーデンと併せて中立地帯にするなどの知恵を働かせる余地があると語る。

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