SF思考で共創する、手触りのある未来――農林水産省フードテック官民協議会「2050年の食卓の姿」ビジョン作りの事例から
SF思考ファシリテーター・藤本敦也の<ビジネスツールとしてのSF思考> #2
2022年3月、農林水産省のウェブサイトで4篇のSF小説が発表された。オートシェフAI、フードパッチ、宅地栽培士……といった耳慣れない言葉が飛び交うこれらの小説は、官民連携コミュニティ「フードテック官民協議会」の2050年の食卓の姿ワーキングチームが、SF思考で「2050年の食卓の姿」を描いたものだ。『SF思考 ビジネスと自分の未来を考えるスキル』の共著者であり、本プロジェクトでSFプロトタイピング統括を務めた藤本敦也氏が、プロジェクトリーダーの葦津紗恵氏(三菱総合研究所)、事務局の高梨雄貴氏(農林水産省)、参加者の中島美樹氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)に、SF思考でビジョンを共創する魅力を聞いた。
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