日銀は、1月18日の金融政策決定会合にて、金融政策の現状維持を決定。市場では、1月の会合で、金融政策がさらに修正されるとの期待が高まっていたこともあり、ドル円は一時131.58円へと急騰した。しかし、市場では、いずれ日銀が、イールドカーブコントロール(YCC)を撤廃するとの見方が根強いなど、ドル円の下値不安は高い。日銀の金融政策ツールであるYCCに加え、共通担保オペによるドル円相場への影響を解説するとともに、注目される日銀関連イベントや、ドル円との連動性が高まりつつある金利を紹介し、今年末までのドル円相場の行方を大胆に提示する。
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